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PrisonBreak Season2(14話以降)~Season5のあらすじ、24 Season6のあらすじあります。メインはTVドラマ。他に映画・音楽などのエンターテインメントやTV観戦したボクシングの感想、その他の雑感です。
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いい子ちゃんドラマになっての第2回目ですが、内容としては悪くない感じに思えました。ロッカー(三浦翔平)が暴力を振るってしまうことを発端に、彼の過去や心情、“何か”をしてしまった人間に対しての子供たちの反応。その反応を見た佐々木(三上博史)が説く、子供たちへの教育。
「大人の中には、価値観が固定され、自分が受け入れられないものを全て否定し、自分が正しいと、声を荒らげて攻撃してくる者もいる。それは、胸に、クッションを持たないからだ。…解るか?そんな大人になったらお終いだぞ。話し合いすら出来ない、モンスターになる。だがお前たちは子供だ。まだ間に合うんだ。一度心に受け止めるクッションを、情緒を持ちなさい。
この世界には、残念だが、目を背けたくなるような酷い事件や、辛い出来事が実際に起こる。だがそれを、自分とは関係ない、関わりたくないと、シャッターを閉めてはいけない。歯を食いしばって、一度心に受け止め、何がヒドイのか、何が悲しいのか、何故こんなことになってしまうのか、そう考えることが必要なんだ。
お前たちは変われそうか?ホントにそうか?両親がいても、毎日のように言い争いをしてる、その氷のような世界にいる子供たちはどうだ。両親が揃ってるクセにと、冷たく突き放すのか?もっと辛い子もたくさんいる。誰かに話したくても言えない子だっている。それでもお前たちは、世界で自分が一番可哀想だと思いたいのか?
違うだろ!うんざりだろ!上から目線で、可哀想だなんて思われることに。何が解るってんだ!?冗談じゃない。可哀想だと思う奴こそが可哀想なんだ。つまらん偽善者になるな。つまらん大人になるな。つまらん人間になるな。お前たちが、辛い境遇にあるというのなら、その分、人の痛みが判るんじゃないのか?淋しい時、傍に寄り添って欲しい。自分がそうして欲しいことを、何故しようとしない」
「いいか、最後にもぉ~1度言うぞ。一度、心に受け止めるクッションを、その胸に持ちなさい。世界に存在する、あらゆる汚れや、醜さから目を背けず、一度受け止めてみなさい。それができる人間は、一方で、この世界の美しさ、愛おしさを知ることが出来るだろう。……お前たちは傷つけられたんじゃない。磨かれたんだ」
ちょっとキレイ事なセリフかもしれませんが、子供にも大人にも通じる内容だったと思います。これを“世間やスポンサーに対するおべんちゃら”または“バッシングに対する反論”と評する人がいるとしたら、チョット悲しい気がしますけど…。
とはいえ、やはり気になるのはセリフ。ロッカーの過去について口を滑らせる叶(木村文乃)のセリフに「夫をその手で殺めた」というのがありました。それを聞いていたのはボンビ(渡邉このみ)でしたが、果たしてあの位の年齢の子が“殺める”を理解できるものなんでしょうか。
先に書いた佐々木のセリフの中にもいくつかありました。“排除する”“偽善者”など…。まぁ雰囲気で察するのかもしれませんけど、やっぱりもう少し吟味してもらいたいかなぁ…。
さて、相変わらず佐々木はポスト(芦田愛菜)を頼りにしてるというか認めてるというか、そんな感じに見えてしまいますね。まぁ、2人の出番の数を増やすとなれば、そういうシーンを作るのが手っ取り早いのかもしれませんけど…。
あ、そういえば、佐々木は刑事だったんですねぇ。自分の子供が亡くなってしまったことと、ロッカーの件がきっかけで、この施設を始めたんでしょうか。
自分の子供のことやロッカーのこと、そして刑事として色んな事件を見てきたからこそ、実は子供たちへの思いは人一倍強いのかもしれないですね。おそらくこのキャラは、今回の騒動とは関係なく、元々そういうキャラ設定だったような気がします。
あ、それと、ロッカーが暴力を振るってる時のドンキ(鈴木梨央)の表情が気になりますね。最初は驚いていたような表情でしたが、何か悪い顔に変化していきました。その演出でOKなんだとすれば、彼女の中の何かが目覚めたってことなんでしょうか。彼女だけロッカーに謝りに来ませんでしたし…。
そろそろ愛菜ちゃんの芝居もキツくなってきてますね。どうしても“作り物感”が消えません。子役にそこまで求めるのは酷かもしれないですが、ま、女優としては良い経験になっていると思えば、次に期待もできるからスルーしちゃいますけどね(笑)
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オリジナルサウンドトラック/羽毛田丈史

主題歌:誰か私を/コトリンゴ

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