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PrisonBreak Season2(14話以降)~Season5のあらすじ、24 Season6のあらすじあります。メインはTVドラマ。他に映画・音楽などのエンターテインメントやTV観戦したボクシングの感想、その他の雑感です。
これもまた・・・

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これもまた、当たり前ですけど、良く出来てましたねぇ。事件は全部で3つ。最初は、密室“活人”事件と連続掃除魔事件。これは空き巣を働く小檜山進(岡田義徳)の犯行だとということで、前半30分くらいであっさり解決。
ところがこの小檜山、芹沢豪(佐藤浩市)が相談依頼を受けていた証券会社会長の藤林(黒部進)宅に空き巣に入った際、藤林がが撲殺されていた現場に遭遇。この事件も密室。このままでは自分が殺人犯になってしまうからと、密室の謎を見事に解いた榎本径(大野智)に依頼。その場には青砥純子(戸田恵梨香)もいたことで、この撲殺事件をメインに捜査することになる。
当初は藤林の姪の郁子(黒木瞳)が怪しいと思わせておいて、ドラマ開始から40分過ぎに登場する、美術館館長の平松(佐野史郎)とアーティストの稲葉透(藤木直人)に疑いが移る。そして平松も殺されたことから、犯人は稲葉だということになる。ただ、藤林をを殺したのは平松で、平松を殺したのは稲葉という、3つの事件は全部犯人が違うというもの。
3つそれぞれの密室トリックを暴いていく榎本や、ちょいちょい軽い笑いを入れながら、尚且つ芹沢や青砥の言葉からヒントを貰う榎本という構成も、かなり楽しめました。
勿論クライマックスは、稲葉の仕掛けたトリックでした。稲葉が手がけていた錯視の迷路があったので、彼が使ったトリックもそれに準じたものとなっていて、特に“その知識はどこから!?”という疑問も湧きませんでした。
メインの事件があって、枝葉にちょっとした事件を描くというのはよくありますが、3つを一本に繋げているってのは、やはり見事ですね。推理作家の頭の中はどうなってんでしょ(笑)
稲葉が説明していた、回転していたシルエットの錯視ですが、放送中はどうみても右回転にしか見えませんでした。左回転を意識しましたけど、やっぱり変わりませんでした。
が、気になったので、放送後にもう一度見てみると、引きの画では左回転、アップの時は右回転に見えました。でも、アップの時に意識を変えても、やはり右回転にしか見えませんでした。ところが、一旦視線を外して、左回転を意識してみたら、漸く左回転に見えました。私には、視線を外し、見たい側の回転を意識しないと、そう見られないようです(笑)
さて、これもシリーズものの原作ですが、どうやらストックは無さそうなので、Season2は難しそうですね。今回のも、つい最近発表された物語みたいですし。なので、再登場はありそうですが、やるとすればSPか映画のどちらかになるんでしょうね、きっと。映画は勘弁して欲しいですなぁ…。
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