2013-12-02 (Mon) 04:46
オリンピックの身代金

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これ、読んだら面白いのかもしれないかな~という作品でした。どうやら原作の主人公は、刑事の落合昌夫(竹野内豊)ではなく、犯人の島崎国男(松山ケンイチ)らしいです。テレ朝らしく、刑事モノにしたかったんでしょうかね。

島崎が罪を犯すきっかけとして、東京オリンピックのための出稼ぎ労働者の犠牲となったこと。この当時の“もはや戦後ではない”の影に隠れた、いわゆる“格差”を前面に出されていました。

今現在、7年後に2度目の東京オリンピックを控えていますが、当時の日本は整備や設備の準備を優先。そして今は、福島第一原発の処理が最優先(のはず)。当時の作業と今の作業、少し重なる感じがしないでもないです。このドラマ制作はオリンピック決定前に決めていたと思うので、良くも悪くも、タイミングはピッタリでしたね。

島崎の境遇や気持ちは良く解るし、ちょっぴり切ない感じもするんですが、島崎vs落合の緊張感が物凄くあったわけじゃないし、推理モノでもなかったので、イマイチでしたかねぇ。

原作が上下巻で850ページ近くあるから、長くなるのも解らないではないですが、時間枠にして4時間超えは長すぎです。島崎の心情を深く描きたかったのかもしれませんが、もう少しタイトにできたような気がします。

笑っちゃったのは、第一夜が終わり、翌日の予告編のナレーション。「はたして、真犯人は誰なのか」って、おいおい。既に島崎だって描いちゃってるでしょうに。須賀忠(速水もこみち)が少し関わっていたのを、以外にしたかったのかもしれませんけど。

それと、ラストに落合が島崎を撃ったシーン。島崎に少し肩入れしていて、射殺命令にも背きそうだった落合。村田留吉(笹野高史)に関しては、あそこしか撃つ場所がなかったから仕方がないとして、島崎を救急車に乗せた時、「絶対に死なせるな~っ!」って叫ぶくらいなら、背中じゃなくて、腿とか足を狙えば良かったんじゃん。銃の腕は良さそうだったし。しかも、島崎の生死が判らないまま終わってしまいました…。

よく考えれば、須賀忠と落合有美(黒木メイサ)。警察官の家族(しかも肉親)が2人も関わっていたことは問題にならないんでしょうか(笑)

昭和が似合わない黒木メイサ、私の中で、美女だイケメンだと世間で言われてる人の中で「?」と思う1人の、松山ケンイチのイケメン役にはイマイチ納得がいかないんですが、島崎という役には、松山ケンイチはピッタリだったと思います。

他の役者はもう、割りと適材適所。とはいえ、完全な“研音”のドラマって感じでした。まぁ、研音所属の役者が随分と出ていました(笑)

一点、不明なことがあります。それは脚本家。このドラマ、クレジットでは東本陽七七橋斗志夫の共同脚本になっています。

が、そんな名前の脚本家の、これまでの作品が見当たりません。開局55周年という記念ドラマに、キャリアのないホン屋を使うとは思えません。なので、誰かキャリアがある人の別名を使ってると思われます。2人の名前に「七」の文字が入ってるのも、偶然ではなく意図的な気がします。

もし名前にヒントが有るとすれば、東本陽七東陽一かなぁ。七橋斗志夫いとう斗士八とか…。ん~、誰だろう…。こっちの方が、よっぽどミステリーだわ(笑)

※追記
もう一度確認してみたら、脚本は東本陽七藤田淳志の共同脚本で、七橋斗志夫は脚本協力になってました。とはいえ、やはり3人とも過去の作品が見当たらないです…。

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原作:オリンピックの身代金 上巻/奥田英朗   オリンピックの身代金 下巻

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