残念だったなぁ

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スパイはやっぱり岸森（遠藤憲一）でしたねぇ。まぁ単純な私利私欲だけじゃなく、結果的に篠崎（田中哲司）に脅されていたという部分では悪くはなかったんですが…。

冒頭で、トカゲ（松田翔太）が寺島（松岡昌宏）を裏切ったのは嘘だと判っていましたが、茂手木（豊原功補）がスパイの可能性もあるとトカゲが示唆した時、“げっ！そうきたのかぁ”と思いました。篠崎の話では、トカゲを木箱に入れる前に既に殺されていたということでした。

いやいや、これはクモの騙しだと思いながら観ていたので、茂手木がスパイとしてトカゲや寺島の前に、敵として立ちはだかるのか、はたまた、それこそ個人の判断で潜入刑事としていた茂手木が、トカゲたちを助けながら本物のスパイを捕まえるんじゃないかと楽しみにしていました。

結果的には、後半の殆どを岸森の告白で過去の解説にしてしまっていて、すんげぇ残念でした。謎解きも大事な要素ですけど、人質の救出だとかのシーンも、探偵モノのドラマの醍醐味の1つなのにな～。

どうやら優作さんの息子たち2人は、彼のアクションや優雅な動きは継承してないみたいですね。それとも、似てしまうからわざと封印してしまってるのか…。まぁ、松田翔太の走りや銃の構えなどを見れば、封印してるわけでは無さそうですけど（笑）

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