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PrisonBreak Season2(14話以降)~Season5のあらすじ、24 Season6のあらすじあります。メインはTVドラマ。他に映画・音楽などのエンターテインメントやTV観戦したボクシングの感想、その他の雑感です。

Category [連続ドラマ 2014年 1月クール 明日、ママがいない(全9話) ] 記事一覧

年齢設定は違う方が・・・

1話

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見ようによっては、真希(鈴木梨央)が主役っぽい感じでもありますね。まぁ、ジョビィキッズ的にはW主演のつもりでもあるでしょうから、それでもいいんでしょうけど…。

ポスト(芦田愛菜)や他の子供達、また、佐々木友則(三上博史)やロッカー(三浦翔平)、弁当屋のおばさん(鈴木砂羽)らの過去や関係もこれから明らかにされていくんでしょうが、そんな訳ありな登場人物が多すぎるような気がします。上手くまとめられるんでしょうかねぇ。

親に捨てられた、見離された子どもたちを中心にしたいのは判りますが、第1話を観る限り、“子供らしさ”がすんごい少ないですよね。それに、“更年期”だの何のと、およそ9歳の子供たちが知らない(じゃなければ、使わない)単語がセリフに入っていました。今時の子供たちが、それくらいは知ってるし、言葉にも出すというのであれば、私の認識不足ですが…。

特にポストのキャラは、大人びてるんじゃくて“大人すぎる”気がして、今のところ彼女に感情移入は出来ません。むしろ、真希(次回からはドンキ)の方に共感しやすいです。この物語の年齢設定、中学生か高校生位の方が良かったんじゃないかなぁ…。

とはいえ、芦田愛菜の面目躍如というかショーというか、彼女の卓越した芝居は健在です。これまでの“可愛い愛菜ちゃん”とはほぼ真逆のキャラを演じ、その中で見せる表情などは、やはり天才。劇中で良い子の役もやっちゃうという、芦田愛菜の芝居の力を存分に発揮していますね。

彼女芝居で惜しむらくは、滑舌にやや難があることと、語尾が消えてしまうこと。特に語尾が消えてしまうのは致命的になりかねないので、今のうちに直しておいた方がいいですね。

多分、初回は別として、視聴率的には苦しみそうな気がするので、その時に“「明日、ママがいない」じゃなくて、「あしだまながいない」にならないように”などと揶揄されないような展開を望みたいところです。

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私は最後まで・・・

2話

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ポスト(芦田愛菜)は両親の顔も温もりも匂いも知らない境遇だけど、基本的には“正義の味方”というキャラ設定なんでしょうかね。特にパチ(五十嵐陽向)関しては既にママ目線で、ガキなのに大人で、子供の真っ直ぐな気持ちをそのまま出している感じです。

基本ポストは、コガモの家の子たちは仲間だと思ってるはずで、大人の都合に少しだけ合わせながら、幼いながらも彼らを護ろうとしています。学園ドラマでいうところの、家庭環境に問題があり、不良だけど正義感が強い奴みたいなね。

佐々木(三上博史)も叶(木村文乃)も、普段は厳しい表情や言葉を言いますが、里親になろうとする人達よりも、子供たちの事を思っているような気がします。勿論、過去に何かあったからこそ、今の風体や態度になっているんでしょうけど、そのうち明かされるでしょう。

でもって、何かと…というか、騒動がかなり大きくなっているこのドラマ。たかがドラマなんですけどねぇ…。とはいえ、演出や設定がスレスレなのは否めないところ。

脚本監修の野島伸司も、企画者もプロデューサーもある程度そのあたりを狙ってはいたでしょうが、この騒動は予想以上だったでしょうね。

とりあえず個人的には、「ドラマなんだから…」と思っています。例えば描き方や設定が危なくて、それで放送中止なんて言い出したら、ドラマなんて作れません。難病ものや刑事ドラマの犯人など、もう全然ダメでしょ。

ただ、児童養護施設に育った、或いは、現在そういう状態の子供たちにしてみれば、彼らに影響が及ぼされる可能性は十分考えられます。

まず、当事者じゃなくて、普通の家庭の場合。これは見たくなければ、または子供に見せてはいけないと思ったら、チャンネルを変えるなり、スイッチを切るなりすれば済むこと。また、子供には、そういう境遇の子たちを揶揄しないように子供に教えること。それが躾ってもんだと思います。

子供たちが、養護施設に暮らす子たちに何か言ったとかいう記事を見ましたが、それはもう、そう躾けた親が悪いと思います。

乙武洋匡が子供の頃、普通の学校に通っても、周りの子供達は彼を普通に扱い、不便なことがあれば快く手伝ってくれていたというのを読んだことがあります。そういうことでしょ?

ただ、問題なのは、養護施設に暮らす当人たち。子供は正直だし、TVの悪影響も受けやすいです。乙武洋匡が特別に精神的に強かったのかもしれませんが、子供たち全員がそういう訳ではないのはよく解ります。

なので、心ないガキ共からからかわれれば、随分と傷つくことも想像に難くありません。子供たちが主演の、特に人気もあり、芝居も巧い芦田愛菜の主演作ですから、観る人も多いでしょうし。

では、その子供たちに影響ない方法はないものか。題材が養護施設である以上、それは無いんじゃないかと…。彼が悩んだり苦しめられたりしても、強く生きていくというような内容であれば良かったんでしょうか。それでも、イジメなどの問題は避けられないと思います。

となると、どういう内容なら養護施設を題材にしたドラマが許されるのでしょうね。このドラマの根底の1つに、“子供は親を選べない”というテーマがありますよね。親のせいだったり、親戚が引き取ってくれないから、子供たちが養護施設に入らざるを得ないわけです。なので、子供を捨てる前に、子供のことを考えて欲しいという思いも、このドラマにはあると思います。

そもそも、22:00台のドラマです。通常なら主人公たちと同じ年代の子達が観る時間帯のドラマではないんですから、これは大人向けのドラマだと思っています。

今回、もし“被害者”と呼ばれる者がいるのなら、それは子供たちなんでしょうが、そんな時こそ大人の出番です。境遇を可哀想に思い、“護る”だけの事をするのか、社会に出ればもっと酷い事があることを教えつつ、立ち向かっていくようにするのか。どちらが正しいのかは、私には判りません。

思うのは、こういう事態にならなくても、大人(特に、親や先生と呼ばれる人達)は普段から子供を護りながら成長させていくのが仕事だということ。

ん~、あれやこれやと書いてる内に色々と出てきますし、訳判んなくっちゃうのでこの辺にしておきますが、少なくとも、今のところは放送中止や内容変更が良いとは思っていません。このドラマが原因だという遺書を遺して自殺でもされたら別でしょうが…。まぁ、そうなってからでは遅いんだという意見も解りますが…。

ただ、これらは私が当事者じゃないから言えることなのかもしれません。何かあった時、何かあった者の境遇にならないと絶対に解らないと思うので。まぁ何にしろ、日テレ側がどういう判断を下すのか…。私は、最後まで観てから判断したい派です。

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誰のせいなのかを考えるべき

3話

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オツボネ(大後寿々花)とアズサ(優希美青)。オツボネは実母の居所は知っているけど、その母(西尾まり)は男にだらしない。母と喧嘩になった時、誤ってビール瓶が割れ、破片が目に突き刺さり、児童虐待ということでコガモの家に来ることになったらしい。

今回の里親候補の娘であるアズサ。彼女は両親が揃っており、父は弁護士で、母は有名占い師。なので大金持ち。だけど両親は家におらず、会話ができてもネット回線でのTV電話。しかも両親は別々の場所からの通信。

生まれた時から1人だから、淋しいという感覚がいまいち判らないというポスト(芦田愛菜)。さて、子供たちがこういう目に遭ってるのは誰のせいでしょ?そうです。大人です。親です。

大人たちがこのドラマを批判する前に、こういう子供たちを作ってしまう親たちを批判すべきでしょ。これを観て、少しでも抑止力になればという思いは、製作者側にあると思うんですけどね。

今回、佐々木(三上博史)の温かい気持ちや目が表現された一方、弁当屋の女性(鈴木砂羽)との関係のチョットしたことが明かされましたね。

佐々木は彼女の子供を殺したと言ってましたが、それが彼女と自分の間に出来た子供なのか、彼女だけの子供なのか。また、何らかの事故で彼女の子供が亡くなり、それに佐々木が関係していたのか。その辺りの詳細は全く不明ですが、足の事と、施設を始めたのは、そのことが原因なのかもしれませんね。でも、なんで煩悩の108なんでしょうねぇ…。

第1話放映時、既に7話までは撮り終わっていたらしいので、第1話ほどの衝撃度が無くなったのは、世間での批判を浴びたからという訳では無さそうです。

テレビドラマですし、養護施設出身者から“現実はこのドラマよりヒドイ”という声も出てるみたいですから、やっぱ最後まで放送するという決定は正解だと思います。

ただ、どのドラマのHPの掲示板でもそうですが、批判的な意見は殆ど載りません。それってどうなのかと思いますが、特に今回のように騒ぎになったドラマであるなら、逆にそれを載せた方がもっとイイと思うんですよね。ザッと観てみると肯定派の意見しか乗っていないのは、制作側が視聴者と真摯に向き合っていないという印象が強まります。

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何だかなぁ

4話

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世間で言われているよう、確かに軟弱になった印象。初回の雰囲気を観る限り、子供たちの誰かに何かをするために、幽霊で説得なんていうシーンは想像でいませんでしたからねぇ。しかもその演出を佐々木(三上博史)がやる訳ですから。

佐々木が香織(鈴木砂羽)を見守る(?)パターンは変わらないものの、上記のような演出をしたり、ボンビ(渡邉このみ)の両親の墓参りに連れて行ったりと、一気に佐々木の優しさも描かれました。

また、ポスト(芦田愛菜)が、ボンビが倒れた原因を探るべく、ちょっとした推理的な要素も盛り込んできたりもしていて、ガラッと変わったとまでは言わないまでも、方向転換をしてきたのは確実ですね。こうなると、ただの“親のいない子供たちの友情&成長ドラマ”になってしまいました。

毒気をポストのやさぐれっぷりだけが背負ってる感じになりましたが、そのポストだって、実は友達思いで優しいというキャラなんだから、そのギャップ効果も薄まりそうな感じです。

このドラマを観続けようと思った人は、決してバカにして笑っていたりした訳じゃないはずなのに、今回のような雰囲気にしてしまうと、逆に“笑っちゃうドラマ”になりかねない気がしないでもないです。ただでさえも、古臭いセリフやコントっぽいシーンもあるんだから。まぁ、国会にまで持って行かれたこの問題、次回以降にどういう工夫をしてくるのかに期待するしか無さそうですね。

あ、前回に“7話まで撮り終わってるらしい”と書きましたが、どうやらそうではなくて、逆に撮って出しみたいですね。こういう問題にしろ、スケジュールにしろ、一番可愛そうなのは、演じてる子供たちですよね。何だかなぁ…。

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今回が第1話!?(笑)

5話

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すっかり“陰”から“陽”が多くなった感じがしますよねぇ。内容のエピソードなどは、最初からそう描くつもりだったのかどうかは今となっては判りませんが、今回は一気に各人物のことをやっちゃって、“今回が第1話!?”的な印象が無くもないですね(笑)

そうすることによって、大人の事情や気持ちを知るポスト(芦田愛菜)だったり、子供目線での大人の勝手さだったりを表していたとは思うので悪いとは思いませんが…。

まぁ、局側がクレーマーたちに屈してしまった以上、今後もこの手の展開が続き、第1話の雰囲気を背負うのは、ラス前か最終回くらいになるんでしょうかね。ま、いっか(笑)

パチ(五十嵐陽向)は里親が決まり、ドンキ(鈴木梨央)も何となく上手く行きそうな気配。ピア美(桜田ひより)は、会いはしなかったけど、父親の事情も明かされました。

ポストにも当然親はいるはずですが、その影すら見えず、ずっと周りの世話を焼いている状態。佐々木(三上博史)や叶(木村文乃)が陰で調べていそうな気がしないでもないですが、そのエピソードを描くとしたら、やっぱり最終回とかになるんでしょうかね。

しかしまぁ、相変わらず芦田愛菜の涙芝居は絶品ですが、全体的に演出(というか、演技指導)が粗い感じがしないでもないです。子役たちのセリフの言い回しや感情表現、もっと巧くやれる子達だろうにと思うのは私だけでしょうか。

今回の騒動+年齢的な撮影時間に限りがあるだけに、大変だろうし、子供たちは疲れてるでしょうけど…。特に、滑舌がイマイチな芦田愛菜は、お疲れのせいか更に聞き取りにくいセリフが多くなってるし…。

それに加え、前回にも書いた、古臭い言い回し。ピア美の「でも、なんか近くで護られてるような気がしたんだ」に対するポストの「気のせいさ」というセリフ。男っぽいセリフにしたいのは解りますが、このセリフは無いですよねぇ。普段の会話でこんな言い回ししないし。普通に「気のせいだよ」で良いと思うんですけどねぇ…。

とまぁ、今回あちらこちらにバラ撒いたネタを元に、ポストがどういう気持でどういう落とし込み方をするのかってで、あと数話を持たせると思うので、何とか乗り切ってラストまで頑張って欲しいですね。

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やはり気になる

6話

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いい子ちゃんドラマになっての第2回目ですが、内容としては悪くない感じに思えました。ロッカー(三浦翔平)が暴力を振るってしまうことを発端に、彼の過去や心情、“何か”をしてしまった人間に対しての子供たちの反応。その反応を見た佐々木(三上博史)が説く、子供たちへの教育。

「大人の中には、価値観が固定され、自分が受け入れられないものを全て否定し、自分が正しいと、声を荒らげて攻撃してくる者もいる。それは、胸に、クッションを持たないからだ。…解るか?そんな大人になったらお終いだぞ。話し合いすら出来ない、モンスターになる。だがお前たちは子供だ。まだ間に合うんだ。一度心に受け止めるクッションを、情緒を持ちなさい。

この世界には、残念だが、目を背けたくなるような酷い事件や、辛い出来事が実際に起こる。だがそれを、自分とは関係ない、関わりたくないと、シャッターを閉めてはいけない。歯を食いしばって、一度心に受け止め、何がヒドイのか、何が悲しいのか、何故こんなことになってしまうのか、そう考えることが必要なんだ。

お前たちは変われそうか?ホントにそうか?両親がいても、毎日のように言い争いをしてる、その氷のような世界にいる子供たちはどうだ。両親が揃ってるクセにと、冷たく突き放すのか?もっと辛い子もたくさんいる。誰かに話したくても言えない子だっている。それでもお前たちは、世界で自分が一番可哀想だと思いたいのか?

違うだろ!うんざりだろ!上から目線で、可哀想だなんて思われることに。何が解るってんだ!?冗談じゃない。可哀想だと思う奴こそが可哀想なんだ。つまらん偽善者になるな。つまらん大人になるな。つまらん人間になるな。お前たちが、辛い境遇にあるというのなら、その分、人の痛みが判るんじゃないのか?淋しい時、傍に寄り添って欲しい。自分がそうして欲しいことを、何故しようとしない」

「いいか、最後にもぉ~1度言うぞ。一度、心に受け止めるクッションを、その胸に持ちなさい。世界に存在する、あらゆる汚れや、醜さから目を背けず、一度受け止めてみなさい。それができる人間は、一方で、この世界の美しさ、愛おしさを知ることが出来るだろう。……お前たちは傷つけられたんじゃない。磨かれたんだ」

ちょっとキレイ事なセリフかもしれませんが、子供にも大人にも通じる内容だったと思います。これを“世間やスポンサーに対するおべんちゃら”または“バッシングに対する反論”と評する人がいるとしたら、チョット悲しい気がしますけど…。

とはいえ、やはり気になるのはセリフ。ロッカーの過去について口を滑らせる叶(木村文乃)のセリフに「夫をその手で殺めた」というのがありました。それを聞いていたのはボンビ(渡邉このみ)でしたが、果たしてあの位の年齢の子が“殺める”を理解できるものなんでしょうか。

先に書いた佐々木のセリフの中にもいくつかありました。“排除する”“偽善者”など…。まぁ雰囲気で察するのかもしれませんけど、やっぱりもう少し吟味してもらいたいかなぁ…。

さて、相変わらず佐々木はポスト(芦田愛菜)を頼りにしてるというか認めてるというか、そんな感じに見えてしまいますね。まぁ、2人の出番の数を増やすとなれば、そういうシーンを作るのが手っ取り早いのかもしれませんけど…。

あ、そういえば、佐々木は刑事だったんですねぇ。自分の子供が亡くなってしまったことと、ロッカーの件がきっかけで、この施設を始めたんでしょうか。

自分の子供のことやロッカーのこと、そして刑事として色んな事件を見てきたからこそ、実は子供たちへの思いは人一倍強いのかもしれないですね。おそらくこのキャラは、今回の騒動とは関係なく、元々そういうキャラ設定だったような気がします。

あ、それと、ロッカーが暴力を振るってる時のドンキ(鈴木梨央)の表情が気になりますね。最初は驚いていたような表情でしたが、何か悪い顔に変化していきました。その演出でOKなんだとすれば、彼女の中の何かが目覚めたってことなんでしょうか。彼女だけロッカーに謝りに来ませんでしたし…。

そろそろ愛菜ちゃんの芝居もキツくなってきてますね。どうしても“作り物感”が消えません。子役にそこまで求めるのは酷かもしれないですが、ま、女優としては良い経験になっていると思えば、次に期待もできるからスルーしちゃいますけどね(笑)

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選ぶ

7話

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各子供たちにスポットを当てていくというのは悪くはないと思いますが、それによってポスト(芦田愛菜)の“活躍”ぶりが減ってるような気がするのは私だけでしょうか。まぁ、全体的に柔らかくなった影響もあるんでしょうが…。

でもって、今回はボンビ(渡邉このみ)の涙ぐましい努力とドンキ(鈴木梨央)のダーク名部分と、そして、前フリであろうポストの3本立てという感じでした。

“この人の子供になりたい”というボンビの思いと、“この子が欲しい”という里親側の思いというのは、ホント、親子間のすれ違いみたいで、何だかなぁという感じでした。単純に“子供がほしい”ということであれば性別は関係ない筈なんですが、そこで“選べる”という分、やはり大人が優位なんですよね…。

ドンキのダークさにロッカー(三浦翔平)は気づいたようですね。それが佐々木(三上博史)の言う“自尊感情の欠落”で、他人を悪く思わせ、自己の評価を上げようとするものなのかどうか。

「私は嘘をついていません」というドンキは、今うまく行ってる川島(松重豊)と妻の美鈴(大塚寧々)に嫌われたくない、見離されたくないという思いが強いがために、そうなってしまってるのかもしれないですね。川島夫妻がそれを治してくれるといいんですが…。

そしてポスト。冒頭で本名を言うのかと思いきや、結局隠されたままでしたけど、DQNな名前らしいですね。この件について、少しは何か言及するようなエピソードを用意してるんでしょうかね。

でもってポストは、瞳(安達祐実)の所に向かったわけですが、単に“救おう”という気持ちじゃないような気がします。何が彼女を動かしたんでしょう…。

そして今回の“言い回し”。ポストがボンビを見つけ、土管の中での会話。「私は可愛げがない天邪鬼なだけ。ボンビみたいないい子じゃない」「そうかなぁ」「そうさ」「あのね、ポスト。私、嘘がバレて、パニックになって、今までぼんやりしてて、まだ泣いてなかったの」「そっか」「悪いけど、ちょっと、泣いてもいいかな」「ああ。勿論さ」

当然、問題にしたいのはポストのセリフ。「そうさ」と「ああ。勿論さ」。この、如何にも芝居的なセリフが、“わざとらしい芝居”だとか“学芸会的”という評価になってしまうと思う。

ちょっとワルっぽいとか、男っぽいというキャラにしたいのは解るけど、普通の会話として上記の2つは無しでしょう。「そうさ」は、「うん」とか「そうだよ」でイイと思うし、「ああ。勿論さ」は、「ああ」だけとか「ああ。勿論」の方がまだいいし、「ああ」とだけ言わせてボンビを抱き寄せればいい。

とにかく、こういう訳の判らない古臭いというか、演劇的過ぎるというか、その手のセリフを変えるだけでも随分と違うんだけどなぁ。外野がうるさかったり時間が足りないのかもしれないけど、良くしたいと思うのであれば、脚本家や演出家はもっと考えて欲しいです。

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薄い感じになった

8話

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ラス前にきて、やはりというか、かなり薄い感じになってきた印象です。メインの子供たちのそれぞれを掘り下げていき、途中でその結果を出さずにここまで来てしまったというが、要因の1つだと思う。

で、今回はポスト(芦田愛菜)の存在感まで薄くなり、これまでの彼女のヒーロー的な活躍もなければ、前回に起きた彼女の変化も特に描かれること無く、瞳(安達祐実)の所に通って楽しそうに過ごしいるだけという感じ。主演という要素が、ほぼ佐々木(三上博史)にシフトしてしまったからかもしれませんね。

で、メインの子達の結果はというと、まぁ殆どハッピーエンドになりそうです。一応主演なんで、ポストのエピソードが最終回に持って行かれてますが、果たしてどうなることやら…。

今回は唯一、ドンキ(鈴木梨央)の母親が迎えに来ても、彼女は里親を選び、“子供が親を選んだ”ということで、当初からのテーマを表現した感じです。

ただこうなった場合、親の立場や感情と、子供のそれについては色々と考えてしまいますね。少なくとも、涼香(酒井美紀)には“育てる資格”は無いかもしれないけど、子供への“情”は持っているとは思いましたし、ドンキにとっては、今から何年かは川島(松重豊)・美鈴(大塚寧々)夫妻に育てられる方が良いだろうということですかね。何れにしろ、実の親子が離れ離れになるのは悲しいことではあります。

で、次回の最終回は、ポストの“幸せ”ということになるんでしょうが、どういう見解を提示してくるのか楽しみにしたいです。

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惜しかった

最終話

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全員をハッピーに終わらせるのは問題ないというか、むしろ良かったとは思います。開始当初の外野からのバッシングによって、どこがどう軌道修正されたのかは判りませんが、もしそのせいで、ポスト(芦田愛菜)の設定がブレていたとしたら残念ですが…。

そもそもが、子を手放す親と、親を選べないが故の子供の不幸さを前面に押したいという意図だった(と、私はそう思ってました)はずだし、それによって、製作陣は問題提起が出来るとも考えていたんじゃないかと…。でも、終わってみれば普通のドラマでした(笑)

オチとして、途中から預かったんではなく、赤ん坊の頃からポストを育てていた佐々木(三上博史)が親になったというのは、私にとっては目から鱗でした。

今回のセリフを聞いていると、親子間の愛情って、男女間のそれと同じなんですよね。愛してるは勿論、淋しいとか悲しいとか。気持ちや想いってのは、愛情があれば、深ければ、喜びも悲しみも淋しさも、何倍にもなるってことですね。

とはいえ、結果的に惜しい作品になってしまったのは否めませんし、個人的には以前から書いてるように、ポストのセリフ回しがアウトでした。今回も「もうそんな風に誰かの顔色なんて、窺う必要はないのさ」なんて言わせちゃってるし(笑)

とにかく、このドラマがある程度のクォリティーをキープできたのは、三上博史の芝居に支えられていたのは大きかった気がします。

愛菜ちゃんは、ホントに、最低でも1~2年は休業した方がいいですね。じゃないと背も伸びない可能性があるし、いつまで経っても子供のままになっちゃいそうです。

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