2013-02-10 (Sun) 12:58
最終話

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ライシェを訴えるということは、矢作(唐沢寿明)にとって迫田(高橋克実)を2度も、しかも彼の職を奪うことになりかねないのに、それを決断したのは、譲原(岸部一徳)の策略によってだけじゃない感じでした。

だけど、記者会見のシミュレーションでの質疑応答のシーンでは、彼の辛さがよく判りました。勿論、再建戦略室のメンバーは、それは判っていたことでした。

迫田の会見は結果的にライシェを裏切ることになりましたが、彼の職人魂がよく描かれていたし、むしろ職人とはそうじゃなきゃいけないという、理想を見せてもらいました。日本にはこういう職人はまだまだいるんだという事を信じたいですね。

でもまぁ、全3話ってのは何とも勿体無いですよねぇ。こういう企業モノは、民放だとスポンサーの関係もあってせいさくできないのかもしれません。だから、一応スポンサーが無いと言われているNHKだからできたドラマかもしれません。

でも、だったら、“テレビ60年記念”と銘打ってるんだから、1クールやっても良かったと思うし、全10話なら、いや全24~26話の2クールにでも広げられるネタだと思うので、それ位のドラマにして欲しかったと思います。

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| 連続ドラマ 2013年 1月クール メイドインジャパン(全3話) | COM(0) | TB(0) |
2013-02-03 (Sun) 13:21
2話

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メイド・イン・ジャパンを!と言った矢作(唐沢寿明)に言った、柿沼(吉岡秀隆)の言ってることは的を射てますよね。昨今のメイド・イン・ジャパンという製品の中身は、殆どが海外製品で出来ていますから、純日本製品でないのは確か。衣料品だってそうですもんね。

作ってるのは海外でかもしれないですが、そのための開発技術は日本のもの。であれば、それをメイド・イン・ジャパンと呼んでもいいのかもしれませんが…。

あとは“気質”でしょうかね。今回描かれていた、欠陥商品が出て当たり前とする考えを許せない迫田(高橋克実)の姿勢。こういう完璧主義に近い気質が、日本人にはあるんだと思います。だから世界中で信用され、信頼されてきたんじゃないでしょうか。

開発や製品制作には、時間も人もお金もかかる。そうすると販売価格は高くなる。高いと消費者は買わない。だから海外で制作するという方向だったり、どこかでコストを削ったりしなければならない企業は、ホントに経営が大変だと思います。

昔の日本以外のアジア製品は、安かろう悪かろうでしたが、今では、特に韓国がそうではないものを出してきていて、しかも日本製品より安いとなれば、消費者はそっちに流れますよね。

何年か前、家電メーカー名を幾つか並べて、このメーカーはどこの国でしょう?というのをアメリカ人に尋ねていた情報番組を見たことがあります。SONYでさえ、日本のメーカーだという認識は90%くらいで、あとはもう、アメリカだとか韓国だとかドイツだとかという回答でした。

市場が大きいアメリカがそんな感じですから、同品質であれば安いものを買うのは当たり前。そこをどう突破するかが、日本製品を回復させるカギですよね。

さて物語の方ですが、譲原(岸部一徳)の策略により、訴訟せざるを得なくなった矢作と再建戦略室内メンバーに対立が起きちゃいましたね。それでも、西山(國村隼)は個人で迫田に会いに行ったりして、技術屋同士の話しをしました。迫田はライシェのやり方に不満を持ってますから、上手く動いてくれるといいんですが、恨みは深そうですよね~。

でもって、迫田の息子であり新聞記者の根来翔一(金井勇太)と話をしていた矢作が大怪我を負ってしまいました。ライシェへの提訴をしたばかりなので、今後これがどう動くのか楽しみです。といっても、次回で終わりなんですよね~。何で3話なんでしょう。引き延ばしとかじゃなく、全10話とまで行かなくても、全6話とかでも十二分に面白くできる作品だと思うので、勿体無い気がします。

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| 連続ドラマ 2013年 1月クール メイドインジャパン(全3話) | COM(0) | TB(0) |
2013-01-27 (Sun) 15:26
1話

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流石と言っていいのか、らしいと言っていのか判りませんが、NHKのドラマらしく太いという印象のドラマです。

昨今に言われている、日本の家電業界の負けっぷりと危機。ドラマではタクミ電機が日本の家電業界の代表として描かれています。勿論、架空の会社ですが。

私の乏しい認識では、外国に負けているのは技術ではなく、価格だと思っています。ただ、ほぼ同等のモノであれば、消費者は値段の安い方を選ぶのは当たり前。

自分が家電製品を選ぶ場合、いくら安くても、アジアの中の製品であれば、日本の製品を選んでいます。それは愛国心でもなんでもなく、単に信用できる製品だと思っているからです。同じ性能でも、安かろう悪かろうでは話になりませんからね。

とはいえ、ピンチに立たされている家電業界。その再生を行おうと、タクミ電機の会長・譲原三郎(岸部一徳)が秘密裏に再建チームを立ち上げ、再建戦略室長を営業部長の矢作篤志(唐沢寿明)に命じ、他のメンバーとして、財務課長の柿沼雄二(吉岡秀隆)、技師長でメイン工場の工場長の西山慶吾(國村隼)を召集。

矢作は他の部署から、仕事はデキるけど社内で孤立しているメンバーを集めた。弁護士資格を持つ法務部主任の小畑かなえ(マイコ)、経営企画室所属の五十嵐泰(斎藤歩)、秘書室係長の工藤文也(中村靖日)、総務部部長付の宇崎英作(平田満)がそのメンバー。

リチウムイオン電池にターゲットを絞り、利益を上げている中国のライシェというメーカーのそれを調べた所、タクミ電機の独自技術が使用されていることが判明。中国に出向いて確認した所、嘗ての仲間で、開発責任者だった迫田貴弘(高橋克実)が技術者としてライシェの技術トップにいた。

矢作とは同期らしく、仲も良かったようですが、今となっては敵。情だの愛国心だのということは関係なく、リストラされた立場の迫田としては、自分の技術を認めてくれた場所だし、地位もあるわけですから、矢作たちに協力するかどうかってところですよね。迫田が矢作達に協力すれば、今度は逆に中国側から訴えられる可能性もあるわけですし。

迫田が情で動くのかとか、矢作達がどういう戦略で行くのかというのかが楽しみですね。全3話なので、わりとテンポ良く進んで行きそう。ホンが井上由美子だし、役者陣も文句がないので期待できそうです。

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