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PrisonBreak Season2(14話以降)~Season5のあらすじ、24 Season6のあらすじあります。メインはTVドラマ。他に映画・音楽などのエンターテインメントやTV観戦したボクシングの感想、その他の雑感です。

Category [SPドラマ テレビ朝日 ] 記事一覧

氷点

石原さとみ


石原さとみが赤い疑惑に続いて、リメイクドラマ出演第2弾となる、
氷点の前・後編を見ました。
もう昔から何度もドラマ化されているにもかかわらず、
TVっ子の俺としては、実は初見なのだ。勿論、原作も未読。

クリスチャンの三浦綾子(こんな情報は何故か昔から知ってる^^;)らしく、
罪と許しがテーマになっているようですね。
前編と後編では内容というか焦点が違ったようなので、
おそらく続・氷点が後編で描かれてるんでしょうね。

この物語、連ドラでいけば2クールはいけるほど
しっかりとできていますね。たった4時間半(正味4時間弱)で
まとめてしまうなんて勿体無いです。

ただ、原作を大事にして舞台も物語のまま昭和20年代から描いていたのが微妙なところ・・・。
勿論、内容からすると現代に置き換えてはこの物語の魅力も半減するだろうし、
ピュアな部分が伝わらないとは思う。

であるならば、キャスティングにもっと配慮すべきだったと感じる。
あーいう古臭い言葉遣いは、役者の技量が問われるわけで、
特に、窪塚俊介手越祐也の棒読みには興ざめさせられた。
この2人、芝居が下手すぎる。セリフに感情がまるで乗って無いので、
出てくる度に、セリフを言う度に、ドラマから離れてしまった。
手越祐也はジャニーズだし、アノ程度なのはマイ★ボス マイ★ヒーローで
既に判っていたものの、窪塚俊介なんて一体何しに
イギリスのリー・ストラスバーグ演劇学校に行った訳?って感じ。
まぁ、かなりの短期間だったんだろうけどね。
芝居はそう簡単では無いぜよ。

石原さとみは俺が好きだからというヒイキ目は無しで見ても、
セリフにぎこちなさはあるものの、それでも感情表現は
しっかりと出来ていたので、全然OKである。

このドラマでちょっと驚いたのが飯島直子
あそこまで芝居ができるようになったんだなぁと感心しました。
仲村トオルも決して上手いとはいえないけど、いい役者になったよなぁ。
陣内孝則は流石という存在感と芝居の上手さでしたね。
陣内さんは最近、重要な脇役でしかお目にかからないけど、
まだまだ主演でいける役者だと思うんだけどなぁ。

岸本加世子はムーの頃はかわいい感じだったけど、
自身の性格のせい!?か、やっぱり気の強い役はハマリますね。
ただ、こういう人がHANABIの時みたいな役をやると、
これがまたいい感じなんだよね。


氷点のようにしっかりとしたストーリーがあれば
今の連ドラが今みたいに1クールで終わらずに
2クール持たせられると思うんだけどなぁ。
俺は見て無いけど、渡る世間は鬼ばかりがあんなに続いてるのは、
やっぱりモトがいいからってことなんでしょうね。
渡鬼は俺にとっては時代劇と同様、全く興味が無いから見ないけどさ。

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まぁまぁ良かったか

天国と地獄

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時代劇嫌いの俺としては、日本を代表する世界的な巨匠の黒澤明の映画はあまり観てないんだけど、その観てない中でもこの作品は1番面白かったという記憶があったんで観てみた。詳細なストーリーなんかはイマイチ覚えてないですが(^^ゞ

原作もあって、映画化もされてることなのでストーリーなどは省きます。が、フツーに面白かったって感じでしたね。

キャスティングは適材適所・・・と言いたい所ですが、やはりあのキャストの中で妻夫木聡は存在感が足りなかったかな。インテリにも見えないし。下手じゃないんだけどさ。

妻夫木聡がやった犯人役は、映画では山崎努が演じていた。俺が観た時は既に山崎努は大御所の人だったけど、それを抜きにしてもそんなに出演シーンが無いのに強烈な印象を残してた。

当時演じた山崎努と実年令はほぼ同じなんだけど、何て言うんでしょうね。上手く言えませんが、一言で言ってしまえば“腕”の違いなんでしょうね。存在感と言えば、津川雅彦は流石ですね。もうあれだけでOKって感じですもんね。

誘拐された子供の父親役の平田満は、上司の役なんかもできる人だけど、やっぱり今回みたいな役の方が合ってると思う。主役の佐藤浩市は文句無いっすね。

そういえば、刑事役で渡辺謙さんの娘でモデルのが出てましたね。息子も役者をやってるけど売れてないけど、彼女は今後女優業も本格的にやるつもりなんでしょうか。

もう一つ、そういえば。昔っから思ってたんだけど、小澤征悦って勝野洋とウリ2つですよね。初めて見たときは100%勝野洋の息子だと思ったもんね。

そうそう、妻夫木聡に口移しでクスリを渡した役をやった井村空美ってキレイな人でしたよね。顔立ちが昔の辻沢杏子に似てる感じで、俺は好きなタイプです大好ぅき
天国と地獄2

演出の鶴橋康夫は、元は読売テレビのディレクターで、数年前に退職(定年退職だったかな?)しているが、その後も面白い作品を撮ってる。

演出には定評があって、大竹しのぶなんかは彼の演出が好きらしく、よく出てるよね。その縁からか、意外なところでは、明石家さんまも彼の2時間ドラマで主演をしてたりする。

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映画を観てみたい

生きる

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黒澤明ドラマスペシャル第2弾の「生きる」。昨日も書きましたが、黒澤作品はそんなに観てません。で、これも現代劇にも拘らず観ていない作品でした。

昨日の天国と地獄もそうですが、作品の発表当時とは年月も経てるので多少は変わってるんでしょうけど、今回放送された2作品とも、当時の脚本が“原作”としてではなく“脚本”としてクレジットされており、それを脚色した作品になっているようです。なので、根本はオリジナル作品とほぼ変わらないんでしょうね。

で、今回の「生きる」を脚色したのは、傷だらけの天使淋しいのはお前だけじゃないなどを手がけた市川森一

人間、命の期限を宣告された時は、主人公の渡辺勘治(松本幸四郎)のように何かを見つけて存命中に一生懸命になるか、諦めて自暴自棄になったりするタイプの2通りに分かれると思う。

後者の人は自らの命を断つ事を選択する人が多いんではないだろうか。俺はどっちだろうと考えてみたけど、答えを出せなかった。少なくとも死期を早める選択はしないつもりではいるが・・・。

ただ、やはり仕事に対する姿勢は本来なら命の期限を宣告されなくたって、情熱を持ってやらなければいけないものだとは思ってる。

この物語の舞台は市役所だったけど、とても良い舞台設定だったように思う。当時もそうだろうが、今もああいうタライ回し的な事は実際にあるし、公務員というだけで安心しきってる輩が多いのは事実ではないだろうか。

幼い頃、母から「将来は医者か公務員になれば」と言われたことがある。医者というのは彼女の夢であり願望が強いと思うが、親としては子供が“安定した”職に就いて欲しいという事だった。

勘治は息子の光男(東根作寿英)が幼い頃に妻を亡くし、彼の為に働いてきたが、今は息子夫婦と同居してるものの、光男はすっかり父を省みなくなってるという寂しい状況。

そんな状況ですい臓癌(映画では胃癌らしい)を告知されて“生きる”事について考える。そのきっかけになったのが、勘治から見れば奔放に生きているサチ(深田恭子)との出会い。

同じ職場で働いたサチだから、多分、公務員なんだろうけど、仕事が合わないからと“安定”した公務員を辞める。

で、このサチのキャスティングはミスだった思う。明るく奔放で、かわいらしさを持ち合わせてるというのがキャラだと思うんだけど、深田恭子じゃあ力不足。

かわいいのはいいけど、勘治を変えさせるほどの芝居ができていない。もっと奔放さというか天真爛漫さがあってもいいと思うんだよね。深田恭子自身が持ってるキャラはいいんだけど、やっぱりそこまでの表現力を持っていない。

彼女のクセが芝居をさらに下手さを強調してると思う。何かを訴える時や訊く時に、必ず首を前に出したりするクセがある。これは直さないといつまで経っても芝居は巧くならない。ルックス的には好きなんだけど、敢えて言います。芝居の勉強をもっとせい!(笑)

北村一輝は相変わらずの良い感じで、今回の役は、TV版の嫌われ松子の一生での役を彷彿させました。後半の葬式のシーンで出てくるのかと思ったんですが、勘治が出会った良い人の1人だったんですね。

勘治と同じ課で働いてる人達のキャスティングも良くて、こういうヒューマンドラマでもダラ~っとしないで、メリハリがついて良かったんじゃないかと思います。

ラストの有名なブランコに乗ってるシーンの、モノクロ映像にマフラーだけ赤くしていたのは、昨日の「天国と地獄」ではやれなかった黒澤監督へのオマージュなんでしょうかね。

映画版を観てみたくなりました。どうやって時間を作ろうかな・・・。あ、因みに、松本幸四郎は文句ないです、はい。

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刑事は粘りだよね

点と線

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明日の第二部で犯人を明かすのかと思ったけど、この物語のメインはアリバイ崩しなんですね。途中から犯人は安田(柳葉敏郎)だというのはこっちにも判ったし、女中達にお時こと桑山秀子(原沙知絵)を見させたのもアリバイ作りなのも判りましたよね。

安田と一緒に札幌に行ったという証言をした石田産建省企案局長(竹中直人)だけど、これは現地に行って裏を取ればすぐに崩れそうなんですけどね。だからおそらく、警察に圧力をかけて捜査中止を命じたんでしょうかね。

お時の行動は、東京駅で佐山産建省課長補佐(大浦龍宇一)と一緒に朝風に乗る→鎌倉で下車→安田と合流→安田と一緒に別の列車で香椎へ→佐山に電話ってなところでしょうかね。

わからないのは、

1:殺人の動機
2:二人の殺害方法
3:安田に協力する石田

ですかね。

1については、産建省の汚職事件を佐山の責任にするついでに、愛人も殺してしまえって事かな。2はさっぱり判らない。3は、おそらく安田が彼等の弱みを握っているから、協力させたってことなんでしょうか・・・。

それと、映像化不可能と言われていたのは、東京駅のホームの事ですよね。いやぁ~、CG様々ですよね~。下手に舞台を現代に移すより、このままの方がいいいですもんね。今後もこういうドラマが増えてくれると嬉しいっすね。

役者に関して言えば、ビートたけしは滑舌が良く無いから聞き取りにくいのもあるんですが、彼が持ってる雰囲気とその存在感でチャラになっちゃいます。それと、彼女の芝居があんまり好きじゃないので“家政婦は見た”シリーズを見ていないんですが、それでも市原悦子は巧いですねぇ。もしシリーズを見てたら“同じじゃん”って思うかもしれませんが、巧いのは認めざるを得ませんね。

何はともあれ、明日が楽しみです。

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            映画:点と線(1958年)

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女は怖いなぁ

点と線第2部

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昨日の時点では気付かなかったけど、そっかぁ、安田(柳葉敏郎) の妻の亮子(夏川結衣)も共犯だったとはなぁ。それだけじゃなく、計画の一部も担っていたとは思わなかった。

まぁ時代が時代だからって事なのかもしれないけど、安田の足取りで、なんですぐに飛行機を思いつかなかったのかはスンゴイ不思議でしたねぇ。あまりにも汽車にこだわってて見えなくなってたのかなぁ。でも足取りを追ってて、汽車がダメなら他の交通手段を考えるのが普通だと思うんですが・・・。まぁ気付いたからOKでしたけど。

犯行動機が鳥飼(ビートたけし)の推理通りだとすれば(ていうか、その通りなんだろうけど)、亮子の嫉妬と安田の元上官を守る忠誠心から犯行に至った事になるわけだが、どっちが先に“殺そう”って言い出したんだろ。

それと殺害方法。てっきり、佐山(大浦龍宇一)とお時(原沙知絵)のペアで海岸に向かったのかと思ったら、佐山と亮子、安田とお時のペアで向かって、割と近くで殺害したんですね。亮子は、お時がここに来るからとか言って呼び出したんですかね。

でも本庁の刑事も、「彼等は自殺の可能性がある」って鳥飼に言われてるのに、すぐに周辺を固めてなかったってのは大きな手落ちですよね。

結局は、権力を持ってる悪党共が世にのさばっているという、今も昔も変わらない世の中で、下克上も中々叶わないって事なんですね。悲しいなぁ。

あの空白の4分間については、少なからず西村京太郎に影響を与えてるんでしょうかね。私はあまり彼の小説を読まないので判りませんが・・・。

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好みから言えば

鹿鳴館

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テレ朝のスペシャルドラマだったけど、「点と線」の方が好きかなぁ。三島由紀夫の原作の「鹿鳴館」は随分昔に読んだような記憶があるけど、全く覚えてない・・・。

歴史に興味が無いから、ああいう時代のって中々観ようとは思わないんだよね。今回観たのは、原作者と主演の田村正和黒木瞳ってところに魅かれたんで観てみた。

田村正和の存在感は流石だけど、“巧いっ!”って思ったのは、女中頭を演じていた高畑淳子ですね。妻の朝子(黒木瞳)の不審な行動をスパイさせるために影山(田村正和)が手篭めにするんだけど、コトのあとに影山と会話するシーンでのトロ~ンとした目つきや口調。

そして夫婦が食事しているところで女中として働いてる時の、探るような目つき。こりゃすげぇ~やと思っちゃいました。さすが青年座を代表する女優さんです。

で、物語とは全く関係ないところで、ある意味感動したのは、清原を演じる柴田恭兵と朝子の間にできた息子・久雄の役を松田翔太が演じていた事。

柴田恭兵の映画デビュー作は、松田優作主演の「最も危険な遊戯」でのチョイ役。松田翔太はデビュー作でもチョイ役でもなかったけど、何だかそういうところでの共演が実現したのは感慨深かった。はぁ~、時代は流れてるんですねぇ・・・。

影山と朝子は何で仮面夫婦だったんだろう。結婚当初から朝子の心の中に自分じゃない誰かがいることを、影山は感じ取ってたんでしょうかね。その辺りの事を描いて欲しかったなぁ。この夫婦には子供もいないんだし。

それにしても、影山が仕組んだ策略によって我が子を死なせてしまうハメに遭ったにもかかわらず、立ち直りというか開き直りというか、それは早かったですね。女性はやっぱ強いぞって事か・・・。

久雄を好きになる女性・顕子を石原さとみが演じてましたが、これ位の年齢の女優さんは、こういう時代の役をやらせるとボロがでますね。現代劇だと、同年代の女優の中では巧い方だと思ってましたが、やっぱりこういう役をやるにはまだまだでしたね。

こういう時代で、尚且つ政治を絡めた話はやっぱりあまり好きじゃないので、何とも言い難いですが、主演を含めたキャストで楽しめました。橋爪功は相変わらずの巧さでしたしね。原作を読み直してみようかなぁ・・・。

鹿鳴館
鹿鳴館/三島由紀夫

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複雑そうだな

氷の華第1夜

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途中から、吉岡(中原丈雄)を轢いたのは隆之(堺雅人)で、それを陰から見ていたのが関口真弓(中島ひろ子)で、口止め料として最初に800万、月々30万円を振り込んでいたんだろうと、恭子(米倉涼子)と同じ推理をしました。目的はやはり病院を自分のものにするため。

隆之が病院に着いてすぐに緊急手術があると聞き、その患者が吉岡であることを聞いた時の隆之の表情からすると、「誰もいなかったはずなのに、こんなに早く運ばれてくるなんて・・・」という思いなのか、轢いた時には誰だか判らなかったけど、手術時になって「えっ!?」となったのかは判らないですけど・・・。

とにかく、誰か目撃者がいたから早く運ばれてきたわけで、おそらく看護部長の悦子(前田美波里)あたりから真弓だと聞いて、突き止められたんだと思う。真弓なら車も知ってるだろうから、隆之はヤバイと思ったんでしょう。

で、誰が恭子を嵌めてるのか。変声機を使ってる声だから、隆之がやった可能性もありますね。もし本当に愛人がいるなら、多分、康子(高岡早紀)じゃないかな、と。今のところ何も動機とかは判りませんが、電話から聞こえてくるあの喋り方、高岡早紀っぽいんだよな~という、それだけ(笑)

まぁあとは、真弓と隆之が一緒にいるところを撮った写真が望遠レンズであるなら、康子は記者だし、カメラも持ってましたし。取材だっていえば自由に外に出られるんだしね。康子=谷和歌子なのかなぁ・・・。まさか悦子ってことは・・・無いよなぁ・・・。明日が楽しみですね。

氷の華
氷の華/天野節子

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ん~、イマイチだったなぁ

氷の華第2夜

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大体は予想通りだったものの、なんだか緊迫感が無かったなぁ。メインキャラクターの連中は、それぞれそれなりに悪い連中で、その中でも4人を殺した恭子(米倉涼子)が一番のワルっちゃワル。

隆之(堺雅人)が吉岡(中原丈雄)を轢いたのは偶然だったとして、手術直前に吉岡だと知った時、手術台に乗ってる吉岡を見る目からすると、もしかするとわざと生かせないような手術を施したのかなぁなんて事も思っちゃいました。違うのかな・・・。

ところで、隆之が恭子に不妊症だと告げたのは、吉岡を轢いた前なのかな?後なのかな?もしかしたら見逃してたのかもしれないけど、その辺が判らなかったなぁ。それによって今回の隆之と康子(高岡早紀)の計画がどうだったのかって事を考えてしまう・・・。

一番ガッカリしたのは、隆之と康子の山中湖でのシーン。これまでの経緯を2人が事細かに話してるってのは、もう完全に“説明ゼリフ”でしかなくて、面白くも何とも無かった。それまで2人が会わなかったとしても、電話ぐらいはしていただろうに。あ~いう見せ方されちゃうと、もうガッカリですわ。

それと、ラストのゆかり(葉月里緒奈)を殺したところ。どうやって殺したの?せっかく、真弓(中島ひろ子)と隆之たちを殺した経緯を描いてるのに、このシーンだけは何も無し。こういう尻切れな感じは好きじゃない。

戸田(舘ひろし)は、ゆかりが残した「瀬野恭子の罪と罰について」という手紙を元に、恭子を連行しに来たんだろうけど、その攻防は見たかったですよね。小説もこんな尻切れで、あのさっきのシーンも説明ゼリフな感じなのかなぁ・・・。

同じテレビ朝日の開局50周年記念番組なら、去年の「点と線」の方が断然面白かったなぁ。まぁ、作者の格が違うと言ってしまえばそれまでだけどさ。少なくとも今回のドラマに関しては、ホンも演出もイマイチだったって事かな。

氷の華
氷の華/天野節子

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アノ事件と似てる所がありました

疑惑

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美人で元ホステスの球磨子(沢口靖子)は、同乗していた夫・福太郎(小林稔侍)の車と共に海に落ちた。球磨子は泳げるが福太郎はカナヅチ。自分だけ泳いで海上に上がって警察に電話。さらに、福太郎には8億円の保険金がかかっていて、受取人は球磨子。その球磨子は前科4犯。

これだけの状況証拠が揃ってれば、誰でも球磨子が犯人だと思うでしょうね。彼女自身の態度も良くないし。多額の保険金がかかっていたとなればマスコミも“何か怪しいモノ”を探し出し、容子(室井滋)は過去を暴いて、球磨子犯人説を世間と警察に印象付け、球磨子を逮捕に追い込んだ。

ところが、国選弁護士の佐原(田村正和)は、かなり丹念に調べて、球磨子の逆転無罪を勝ち得ました。球磨子の殺人事件というどころか、球磨子は無理心中の被害者であるという事を証明して。決め手は、福太郎の片足だけ脱げていた靴と車中にあったスパナ。

この物語の流れを観てると、多くの方も思ったかもしれないですが、マスコミ扇動の逮捕劇は、まるで三浦和義のロス疑惑とかなり酷似してますよね。まぁ三浦の場合は、三浦自身がもっと悪質でしたけど。もしかして三浦和義はこの小説も参考の一部にしてたのかな、なんて思っちゃいました。

佐原のような熱心な弁護士っていないんじゃないですかね。車が海に落ちた時にフロントガラスが割れたという球磨子の証言の真偽を確かめる為に、自ら実験をするなんて、真実を明かそうとする事に熱心な人か、弁護人を信じてる人じゃないと出来ませんし。

警察も球磨子を疑うのは当然でしょうが、もし球磨子の計画殺人だったとしたら、警察に電話したときに「私は泳げますけど、夫は泳げません」なんて言う訳がない。まぁ、犯行直後だったからヘマをしたとも考えなくは無いけど・・・。

とはいえ、個人的には、靴とスパナでブレーキを踏めなくしていたっていう推理にはイマイチ納得しがたいですけどね。最初からこの方法で心中するつもりなら、もっと違う物を用意していたはずだし、思いつきでやったにしても、靴を横にした高さとスパナの厚さが上手く合致し過ぎだし。もう1つ何か裏付けが欲しかったな。

最近はスペシャルドラマでしかお目にかかれなくなってきた田村正和ですけど、何だか声に力が無い感じがしたのは気のせいかなぁ。そういう芝居なのは判ってるけど、何だか気になっちゃいました。年齢的にもう連ドラの主演は体力的に無理なのかどうかは判りませんけど、そろそろ連ドラの主演作を観たい所です。

疑惑 (文春文庫 (106‐67))        疑惑DVD
原作:疑惑/松本清張       映画:疑惑/監督: 野村芳太郎

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あれ?犯人ありきなの!?

警官の血1

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昭和20年代。責任感の強い安城清二(江口洋介)が、男娼のミドリ(若葉竜也)が殺され、数年後に田川という女性っぽい魅力を醸し出していた青年が殺された事で、同一犯ではないかと疑いはじめて、独自に捜査を始める。

浮上してきたのが同期の早瀬(椎名桔平)。早瀬は男色で、ミドリも田川も殺したらしい。犯行を清二の前で認めたものの、清二は隙をつかれて早瀬に殺害される。ん~、早瀬が清二を殺したのは口封じでしょうが、ミドリと田川を殺した同期がイマイチわからないなぁ。

でもって、昭和40年代、清二の息子・民雄(吉岡秀隆)もまた警察官になるべく警察学校へ。自殺で片付けられていた清二の死を“殺し”だと民雄は睨んでいたようで、犯人探しをしたかった。が、公安の命令で赤軍派への潜入捜査を命じられて、最後は神経症になってやっと任務を解かれる。

とはいえ後遺症は大きく、入院先の看護師・順子(貫地谷しほり)と結婚しても、アルコール依存症にDVと、中々立ち直れない。これは辛いですよね~。でも、清二にしても民雄にしても、カミさんには恵まれてましたね。

特に順子は、殴られてもずっと傍にいてくれたし。普通ならサッサと離婚ですよ。順子って、根っからの看護師気質というか、思いやりがあるというか。良い奥さんです。そんなおかげで何とか立ち直った民雄は、清二と同じ天王寺駐在所の勤務となったわけですが、ここまで早瀬が関ったのは、任務を解くために動いてくれたくらいでしたよね。

まだ民雄は清二の死に関して何か行動を起こしたわけでもないですから、当然、証拠のようなものは掴んでません。

まともになった民雄の人生は、今晩の第2夜に続くんですけど、犯人探しという訳ではなく、早瀬を追い詰めていく物語が進んでいくって事なんでしょうかね。何かドンデン返しみたのがあるんでしょうか。とりあえずは今夜の放送を観てみます。

警官の血 上巻          警官の血 下巻
原作:警官の血 上巻/佐々木譲   原作:警官の血 下巻/佐々木譲

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何を描きたかったのか、イマイチ判らんかった

警官の血2

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誠実であろうとした警官を通して、警察内部の腐敗を描きたかったんでしょうかねぇ。真面目で責任感の強い安城清二(江口洋介)は何の罪を犯すことなく早瀬(椎名桔平)に殺され、それだけじゃなく、早瀬が犯した殺人をも警察の上層部は揉み消した。清二の息子の民雄(吉岡秀隆)は赤軍派のアンダーカヴァーのおかげで神経症を患った。

民雄はそれだけじゃなく、友人だった宮野(田中圭)の彼女に想いを寄せており、宮野が逮捕後に闘争に目覚めたことで、彼女の久美子(尾野真千子)は傷つき、それを慰める形で関係を持ったものの、潜入捜査官であるが故に自分も姿を消さなければならない状況になった。

まともになった民雄は駐在所勤務になるが、ある夫婦のDV事件に関り、夫婦の部屋の隣に住む男が、その夫婦の奥さんを不憫に思って夫を殺害。民雄は殺害した凶器を見つけるも、民雄は事情を察して凶器を日付を誤魔化して拾得物として凶器を届ける。当時の所長・久賀(宅麻伸)はそれを判っていたにも拘らず、人情からか、それを不問にした。

また、久美子は民雄の子を宿したものの、民雄の行方も判らず、4歳になった子供と共に心中。それを民雄に知らせたのは早瀬。その2時間後に4歳の女の子を人質に篭城してる事件が起こり、自責の念に駆られた民雄は自殺同然で女の子の救出に成功するも殉職。

そして民雄の息子・和也(伊藤英明)も警官になり、民雄と同じようにアンダーカヴァーを命じられる。和也の場合は内偵調査で、ターゲットはマル暴の加賀谷(佐藤浩市)。確かに加賀谷は違法捜査もしていたし、不正も行っていたが、敏腕ではあった。

結局和也は、加賀谷に鍛えられたせいもあってか、加賀谷を告発する事も出来たけど、加賀谷に魅せられた事も影響して、加賀谷と同じような捜査を行っていく。そして同じように告発される。

が、加賀谷を告発した時に言われた「人の罪を攻める前に、親父の罪を責めたらどうなんだ?」と言われた事によって、民雄の最期の言葉である「これは罰なんだ」という言葉を思い出して、民雄のノートを調べたり、清二の最期の仕事のフィルムを見たりする。

それによって早瀬が行った殺人を自白させて、その声をICレコーダーに録って、違法捜査で査問にかけられる所を、そのICレコーダーを早瀬の息子であり警視総監秘書室長の勇作(小澤征悦)に持って行き、ほぼ脅迫の状態で不問に付して貰った。

三代に亘っての警官の物語で、壮大な感じはしたけど、「で?」って感じでした。早瀬が犯した罪を三代に亘って追い詰めていくでもなく、早瀬がアノ手コノ手で誤魔化したり逃げたりしたでもなくで、一体何を描きたかったのか全然判りませんでした。

真面目な清二は殺されたけど、清二が追っていた殺人事件と共に揉み消された→その遺志を継いだはずの民雄は情が厚かったが故に殺人犯を庇ったが、これも揉み消された→和也も熱血だったけど、結局は揉み消しによって警官として生き残ったという経緯を考えれば、警察内部の不正を描きたかったのかとも思う。

だからなのか、観てるこっちはどっちを追って観ればいいのか迷っちゃうんですよねぇ。どちらかに絞ってやってくれないとなぁ。原作でもこんな感じなんでしょうかねぇ。つまらなくは無いですが、せっかくの豪華キャストが勿体無い感じでした。

どうせなら連ドラにしちゃって、Season1~3に分けたほうが良かったんじゃないかなぁ。ただし、早瀬を犯人として最初から明らかにするなら、早瀬vs安城の三代という図式にしないと面白くないですけど。犯人だぁ~れ?にすれば結構面白く仕上がりそうですけど、ミドリや田川、清二殺しについては時効になっちゃってるから難しいかもしれないですけどね。

早瀬の殺人をきっかけにした警察内部の腐敗を描くんだったら、三代に亘って描くのは難しいかな。まぁ、それぞれの世代で、味方だった奴らが裏切って出世していって、最終的に全てを暴くって感じにしていくしかないでしょうねぇ。とにかく、何とも中途半端でイマイチなスペシャルドラマでした。

テレ朝の最近のスペシャルドラマだと、「点と線」を超えるドラマは出てきてないですねぇ。次は何をやるんだろ。期待したいところですが・・・。

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原作:警官の血 上巻/佐々木譲   原作:警官の血 下巻/佐々木譲

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見ごたえがありましたね

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やっぱ、実在した人物や実際にあった事件を扱ったドラマには惹かれます。そしてそれを、とても面白く映像化したな~という感じでした。

平塚八兵衛という刑事の名を知ったのは、三億円事件の時効が迫るという時の報道番組やワイドショーを見たときでした。時効が成立した年に始まった連載漫画も読んでましたし。

名刑事と言われた彼が扱った事件のいくつかを描いてましたが、構成としては、当時「戦後最大の誘拐事件」といわれた「吉展ちゃん誘拐殺人事件」に重きを置いていたようですね。

現代は声紋鑑定やらDNA鑑定やら科学捜査の発展が著しいので、当時彼が扱った事件でそんなのがあれば簡単だった事件は沢山あったかもしれないです。

でも、彼が解決に至った有名な事件(以外も)は、そんなことよりも“刑事は現場百回と粘り”というのを体現していたような気がします。

残念ながら三億円事件に関しては犯人逮捕にまでは至りませんでしたが、あ~いう“足で稼ぐ”みたいな刑事は今でも絶対に必要だと思います。今はどうなんでしょうね・・・。

そんな平塚八兵衛を演じた渡辺謙は見事でした。何も言う事は無いですよね。あの存在感と芝居の巧さ。こういう言い方は嫌いですが、謙さんは神に選ばれた役者でしょうね。白血病を患っても生還してきて、ハリウッドでも活躍できる役者ですから。

海外で活躍できるのは運だけじゃあ無理です。価値観は各国あれど、やはり実力ありきですからね。“脇役に巧い役者を”ってよく思いますが、彼の場合は無理です。脇役にキャスティングした日にゃあ、完全に食われてしまう。主役が気の毒です(笑)

そういう事も含めて、いい意味で主役しかできない役者だな~と、改めて思いました。海外(特に英米)では“アジア人”の壁があるんで中々そうはいかないでしょうが、謙さんの芝居の巧さなら、ハリウッド俳優には引けをとらないと断言できます。あ~、松田優作が生きていれば、2人共演のハリウッド映画も夢じゃなかったのにねぇ・・・。

そんな謙さんですから、海外の映画には引っ張りダコです。来年公開予定の「Cirque du Freak」ではウィレム・デフォー(WillemDafoe)と、「Shanghai」ではジョン・キューザック(John Cusack)、チョウ・ユンファ(Yun-FatChow)、バットマン・ビギンズの監督作品の「Inception」ではレオナルドディカプリオ(LeonardoDiCaprio)、マイケル・ケイン(MichaelCaine)と共演という作品が控えています。

平塚八兵衛の相棒を演じた高橋克実も巧いんですけど、なんだか謙さんに押されていた印象でした。あ~、巧い人同士でも“何か”が違うと、そんな印象になっちゃうんだなぁと思いました。

まぁ何はともあれ、SPドラマってのは、一部を除いて、ド下手な役者が殆ど出演しないんで、ネタによってはかなり面白いドラマになりますよね。最近のテレビ朝日のそれは突出してる感じがします。連ドラよりもそっちを期待しちゃいます(笑)

海外での活躍が目覚しいですが、「ラスト・サムライ」以降L.A.で生活していたのを今春から拠点を日本に戻した謙さんですから、今後はもっと日本のドラマに出てくれることを望みたいです。できれば連ドラで。それは無理か・・・(笑)

刑事一代―平塚八兵衛の昭和事件史 (新潮文庫)
原作:刑事一代―平塚八兵衛の昭和事件史/佐々木嘉信

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