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冒頭

ジェネラルの部下が「算出できました」と持って来たメモには“10,000”の数字。“ふむぅ~”という表情のジェネラルに電話が入る。シカゴにいるワイアットからだった。「ややこしい事になりました。バローズとスコフィールド達の収監場所が不明です。おそらく、最も警備レベルが高い連邦刑務所だと思われますが・・・」というワイアットに、ジェネラルは「途中経過などどうでもいい。奴等を殺したら連絡しろ」と言って電話を切る。

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マイケル達は軍用機でL.A.に到着。降りたところでドンが言う。「判ってると思うが、2度も脱獄を成功させている君たちだけに、今回、また逃げられては大変な事になる。そこで、我々は君たちの行動を逐一知っておく必要がある。これは足首に装着するGPSモニターだ。それぞれ、着けるように」と言われ、皆うんざり顔。リンクが「そんなもん、着けたかねぇよ」と反論する。ドンは「はっきりさせておこう。私は君たちと同盟だ。だが、もっと重要なのは、私が君たちのボスだって事だ。もしこれが失敗したら、君たち以上に私は危うい立場になる。私が何かをやれと言えば、それをやれ。私がそう言えと言ったら、そう言え。そして、GPSを着けろと言ったら着けろ」という。マホーンが無言でGPSを取りに行く。他の連中もそれに続いて、それぞれGPSを着けた。全員は大型のバンに乗って移動。
L.A.到着

着いた場所は海に面した倉庫のような場所。ドンは「一般的な認識として、君たちはアメリカ国内のどこかの厳重な警備が施されている刑務所にいる事になってる。カンパニーに見つからないためだ。だから、注意深く行動してくれ」と言い、倉庫の中に全員を連れて行く。その中はかなり広く、ヨットがあったので、どうやら造船所か、船を収めておく倉庫を改造したっぽい感じ。ドンが続けて「携帯電話、服、化粧品類など、任務遂行にあたって基本的に必要なものは既に用意してある」と説明しながら中に進んでいくと、「こいつらの身体検査はちゃんとやってあるのか?ナイフとかの武器を持たれてんじゃ敵わないよ」とアジア系の男が言う。すかさずリンクが「こいつは誰だ?」と聞く。ドンが「ローランド・グレンだ。君たちのサポートをする」と紹介。マイケルは「我々だけで十分だ」と言うが、ドンは「スコフィールド、解ってるよな?これは俺のチームだ。ローランドは役に立つはずだ。それに彼は君たちと同じ立場だ。シィラに辿り着くためには、彼が持ってるセキュリティなどの専門知識が必要だ。さ、質問が無いようならとっとと仕事にかかってくれ」というと、マイケルは「次はどうする?どうやって潜入するんだ?」と尋ねるが「次?まずはシィラを探せ」とドンはニベもない。するとマホーンが「とっかかりがある」と言い出した。ドンは「そりゃ素晴らしい。彼を見習って仕事にかかってくれ。Good Luck」と言って倉庫を出て行った。
ローランド

ローランドが「ここへ来てからずっと、ベッドで休みたかったんだ」とリュックを持ってサラが座ってるソファーに行こうとする。マイケルはサラに譲ってあげるよう言った。それに従うサラ。リンクはマホーンに「これら全てが済んだら、お前とは改めてケリをつけるぞ」と言った。そんな険悪な雰囲気をみたマイケルは「確かに、これまで皆には色んな事があった。でも、今回は全員で何とかしなきゃならない。もし、何か問題があるって奴は今すぐ吐き出してくれ。気に入らない奴がいるとか・・・。今のうちに言ってくれ」とリーダーシップを発揮。このセリフに誰も何も言わなかったんで、マイケルは「OK。仕事にかかろう」と言った。マホーンが先程のとっかかりになる内容を話し始める。「ウィスラーの任務はデータカードのシィラをカンパニーの上役に渡すことだった。そいつは“カードホルダー”と呼ばれていて、そいつの仕事はカードを守ることだ。だが、何者なのかは判らない・・・。でも、運転手の顔は見た」というところで「運転手?お前がその男の似顔絵を描いたとしても、L.A.にいる100万人以上の中から捜せってのか。大した情報だな」とリンクが嫌味を言う。マホーンは続ける。「顔よりも他に特徴がある。運転手たちが集まって話をしていた時、その男は一人で立っていた。脚を広げ、両手は後ろに回していた。これは軍にいた証拠だ。それと、奴の車は車高が落ちていた。これは防弾を施してあるため、その重みのせいだろう。そして奴のスーツは、警官の安月給や週末だけの運転手としての給料で買えるようなシロモノじゃなかった。高給取りってことだ。ドンに税金記録を調べさせろ。45歳~55歳の白人で軍の恩給を受けているLA在住の人間で、警備会社から10万ドル以上の報酬を受け取っている者。これで100万人から50人くらいには絞れるだろう。写真があれば俺はそいつの顔が判る。ドライバーを探せばカードホルダーに行き着くって事だ」と、さすが元FBIエージェントなだけあって、中々の観察眼を持ってますね。
マホーンの観察眼

こちらはアメリカの国境から60マイル南にあるメキシコ砂漠。ピーカンの中、T-BAGとオデブちゃんが歩いてる。オデブちゃんはサンチョという名前らしい。2人ともヘトヘトだ。何日も飲食をしていないらしく、T-BAGは鳥の本を見ながら歩き、関係ないと思ったページなのか、1ページを破いてそれを食べた。弱音を吐くサンチョを励ましながら先へ行くT-BAG。バテて倒れたサンチョをみてT-BAGは「OK。ここで少し休もう」と言って仰向けになった。T-BAGも限界に近いようだ。サンチョがT-BAGにサンディエゴに行く目的を尋ねると、T-BAGは「マイケルは俺にヒドイ仕打ちをしやがった・・・」と言って鳥の本を見ている。そこにはウィスラーが書いたと思われる「San Diego PC Line B12 36-24-36」の文字があり、これを見ながら「俺はこいつを見つけてやる」と呟く。
紙を食うT-BAG

倉庫のすぐ外にあるビット(係船柱)に腰掛けているサラを2階の窓から見ているマイケル。サラは倉庫に向かってくるが、頭の中は拷問されているシーンが頭から離れない。一瞬だが、サラの目の前で金髪の女性が倒れているシーンが映った。てことは、もう1人誰かがいたんだろうか。サラは倉庫に立てかけてある木材などを壊すなどして暴れ始めた。この間もサラが拷問を受けるシーンやグレッチェンの顔などがフラッシュバックされるが、そのうちの1コマにサラの顔に返り血を浴びたようなのがアップで映った。殆ど半狂乱な状態のサラだったが、なんとか落ち着きを取り戻す。
暴れるサラ

倉庫内ではマホーンが送られてきた資料に目を通してる。「さすが国保省は仕事が早いな。FBIならこれだけの資料を集めるのに数日はかかる」とマホーンが言うと、ローランドは「FBIは俺を雇うべきだね。欲しい情報を25分以内に手に入れられる」と得意気に言う。「お前はハッカーなのか?」とスクレが尋ねると「個人向けのシリコン・リトグラフィーは俺が作ったんだ」と更に自慢。「どうせパクッたんだろ。ったく。向こういってろよ。用がある時に呼ぶから」と、リンクは冷たく言い放つ。「あ、そっ」という感じでローランドは席を立った。マホーンは資料の中から運転手を見つけた。「よし。こいつがカードホルダーに連れて行ってくれてカードホルダーはカードへと導いてくれる」とマイケル。
運転手発見

運転手の家のまで、1台の車で張り込んでる。乗っているのはマイケル、リンク、マホーン、スクレ。運転手の家を見ながら、マホーンがマイケルに話しかける。「俺を刑務所に置き去りにできたのに」「そうしたかったのか?それとも、そうしてほしかったのか?」「両方かもな」「俺に感謝はしてないのか?」「わからない・・・」「邪魔はしないでくれ。ここにいるのは必要だからだ。かといって、来て欲しかったわけじゃない」というところで運転手が家から出てきた。顔を見て確信したマホーン。車に乗った運転手を尾行し始める。デカイ家に入っていく運転手の車。その家には監視カメラ、警報器、武装した護衛たちがいた。「中にも外にもいて近づけそうに無いな。こりゃとんでもない計画になりそうだな、マイケル」とリンクが言う。
感謝してないのか?

戻ってきて早速作戦会議。「侵入経路は無いな」「隣の家は?隣から穴を掘るとか」「それだと数週間かかる」「政府が我々のことを隠し通せる時間はそんなに長くない」などなど、お手上げ状態。リンクは「多分、その家の主がシィラを持ってる可能性が高いな」というと、資料を見ていたサラが「公的な記録によると、建物の所有者はスチュアート・タックスホーン。彼はスペクトロリアムという会社のCEOね」と報告。「そういう人物となると、24時から7時までは厳重な警備だろう」とマホーン。「だったら尚更、私たちに確認する事はできないわね。もし彼が持ち歩いていたとしても、どうやって盗むの?」とサラが言うと「盗む必要はないよ。コピーすればいい」とローランドが口を挟んできた。全員がローランドを注目。ローランドは「俺の言おうとしてる事に興味あるだろ?」と言うが「コピーするのはもっと難しいだろうよ。盗んだ後に戻さなきゃならないんだぜ、天才君」とスクレに言われる。ローランドは「俺に渡しさえすればいい」と言って、iphoneのようなものを手にした。「何だそれ?」とリンク。「俺がパクられた理由さ」というローランドに、ベリックは「携帯電話を盗んだのか」と見たままを言う。ローランドが続ける。「そうだ。時間もわかる携帯電話さ。俺が発明したんだ。だから盗む必要はなかったよ。携帯電話に見えるけど、これはデジタルブラックホールみたいなもんだ。ワイヤレスのハードディスクで10フィート以内の電子データを吸い取る。例えば、誰かがスターバックスでラテを飲みながらノートPCを開けばいい。クレジットカードの暗証番号だってどんどん送られてくるよ。歩いて10分もうろつけば、10人の個人情報と貯金の額までわかるよ。片手でね」と、かなり優秀な機器みたいだ。マイケルは「シィラのデータも?」と訊くと「十分に近づくことができればね」と答えた。
携帯コピー機

ジェネラルが白髪の男=スチュアート・タックスホーンと事務所で面会。ジェネラルは算出したという10,000と書いたメモを「この数字だが、どうだ?」とスチュアートに渡す。「1万人ですか・・・わかりました」と承知すると「よろしく頼む。今日から開始だ」といってウィスキー(?)の入ったグラスで乾杯する。
ジェネラル&スチュアート

ベリックとスクレはスチュアートの家の前で張り込んでおり、スチュアートを乗せた車が門から出てきた事を、別の場所で車に乗ってるマイケルに報告。マイケルは倉庫にいるサラ、マホーン、ローランドに準備状態を確認。準備はOK。ローランドがノートPCを見ながら「チェックしている間はどんなデータをコピーしてるのか正確には判らない。でもエロ動画をダウンロードしてる時みたいに、進行の程度はバーを見ればわかるようになってる」と例の携帯デジタルコピー機の説明をする。マホーンが「どれくらいの時間近づけばいいんだ?」と質問すると「暗号化されたデータなら最低2分は必要だ」と答えるローランド。そこでマイケルと同乗してるリンクが「来たぞ」と言い、マイケルはスクレにGOサイン。スクレが乗った車は、スピードを上げて駐車してるマイケルの車を追い越し、更にスチュアートの乗った車も追い越した。と思ったら、すぐさまスチュアートの乗った車の前に車線変更して急ブレーキをかける。すぐ後ろのスチュアートの車はオカマを掘った。スクレはすぐさま右ポケットにコピー機を忍ばせ、降りてスチュアートの運転手にスペイン語でまくし立てた。車に近づいてまくしたてるものの、PCへの反応は無し。車から離れろと何度言っても離れないスクレに、運転手は「車から離れろ!」と少々怒鳴った。元軍人というデータがスクレの頭にあるせいか、スクレは少しビビッて通常のトーンになり、しかも「ああ、判ったよ。落ち着くよ・・・」というのを英語で喋ってしまう。そのため、運転手に「はは~ん、貴様、当たり屋だな!?」と言われ、何かされそうなところで、後部座席に乗っていたスチュアートが「いくらか払え。さ、行くぞ」と運転手に声をかけたんで、運転手はスクレに金を渡して去っていった。スチュアートは降りて来ず、彼に近づけなかったため、この作戦は失敗に終わった。
スパニッシュなスクレ

ドンはカーディーラーにいた。「いらっしゃいませ」とドンに声をかけてきた男は「どうやって俺を見つけた?」と尋ねる。男はジャスパーという名前で、以前にカンパニーで働いていた人物らしい。ドンは彼にシィラの詳細を聞きに来たが、ジャスパーは経済予測の担当をしていただけだから、よく判らないという。ジャスパーはドンを助けたことがあるらしく、またそうしてもらおうと思ってるのだろうか。「俺の調べでは、シィラは専用の機械に読み込ませないとダメらしい。その機械はカンパニーの施設に隠されてる。どうだ?正しいか?」とジャスパーの立場を無視して聞いた。ジャスパーは「手伝えればいいんだけど・・・」と言い、やんわりと断る。更に「君の同僚の前で恥をかかせるぜ。機会の在り処を教えてくれよ」とドンは脅迫気味に押していく。ジャスパーが「どこにあるのかなんて判らないよ」と言っても「じゃあ、知ってる奴を知らないか?君がコンタクトを取れる誰かを」としつこいドン。「このまま行けば、政府もアンタを守ってはくれないぞ」というジャスパーだったが、ドンは「捕まるかどうか賭けるか?」と強気だ。
ジャスパー&ドン

T-BAGとサンチョは炎天下の中、まだ休憩中。サンチョが「腹が減ったよぉ~」とボヤく。さすがのT-BAGも「俺だってどうすりゃいいか判らんよ」と言い、見ていた鳥の本を顔の上に乗せ「サンチョ、喋り続けろ。空きっ腹や渇いた喉以外の所に意識を集中させるんだ。よし、始めるぞ。好きな色は何だ?」というが応答が無い。T-BAGが本をずらして見ると、隣にいたはずのサンチョがいない。すると上からサンチョが1mほどの木の棒で殴りかかってきた。間一髪で逃れたT-BAG。「俺は腹が減ってんだよ。どっちかが生き延びるのを助ければ、どっちかは助かるだろ?すぐ楽にしてやるよ」と必死の形相で木をもう一振りするが、T-BAGは再度かわし、一発サンチョを殴った。倒れたサンチョは運悪く石の角に頭をぶつけて死亡。「何でこんなことに・・・」と呟いたT-BAGだったが、何か閃いたかのように一瞬天を仰ぎ、目線をサンチョに落としていき、周りを見渡す。T-BAGは火を熾し、数メートル離れたサンチョの遺体の足を持って、火のある場所まで力を振り絞って引っ張ってくる。サンチョが重たくて力を入れねばならないのと、神への許しを請うためなのか、T-BAGは天に向かって「ウォ~~~~ッ」と悲しげな顔をして大声を張り上げた。
人肉・・・

「タックスホーンがカードを持ってなかったってことは、あそこにあるんだな?」とマイケルと同乗してるリンクが、厳重警備されているスチュアートの家を見ながら言った。続けて「侵入するのは至難の業だぞ。カードはあの中だし、どうやってコピーする?」とマイケルに尋ねる。「俺たちじゃない。彼女にやってもらうんだ」と言ったマイケルの視線の先には、スチュアートの家から出てくる家政婦の姿があった。
家政婦

夜の倉庫内。クルーザーのシートに座ってるサラの元にマイケルが近づく。「何読んでるの?」と訊くマイケル。サラはマイケルの父が書いた暗号めいた文を読んでいた。「“彼女と闘うな”“どんな力も彼女の前では無力”“飛ぶことが役立つすべて”・・・。ホメロスね。「オデッセイ」からの引用だわ。だからシィラという言葉に聞き覚えがあったのね。間違ってなければ、オデッセイの一節よ。彼はモンスターと対峙するんだけど、そのモンスターの名前がシィラっていうの」という説明に、マイケルは「親父はなんでこれを・・・」と一応そのメモを手にして読むが、さっぱり判らない状態。サラは「違うかもしれないけど・・・、多分、オデッセイはシィラに辿り着くまでに、6人の犠牲者が必要だったの。そうでなければ彼はスキュラ退治を諦めるしかなかった。そして彼は犠牲を払うことを選んだの」と説明した。「難しい決断だな・・・。何にせよ、気持ちのいい選択じゃないな」と言って、メモをサラに戻した。そして言いにくそうに本題に入る。「サラ、明日の計画だけどぉ・・・、家政婦のぉ・・・、もしやりたくないなら・・・」と言うが、サラは「ううん、やるわよ」と即答した。
オデッセイね

シカゴのとある家。爪を整えながら「クラウディア・マウリシオはいいルームメイトかい?」とワイアットが、椅子に縛りつけ、口と手にはガムテープを貼った女に訊いていた。程なくして、そのルームメイトが帰ってきた。この状況を見て声を出して驚くクラウディア。ワイアットの目的は、友人を人質にして、刑務所間の移送記録についてアクセス出来る立場にいるクラウディアに、マイケル達の移送先を知ることだった。
人質をとるワイアット

とあるバス停の前。スチュアートの家政婦の隣にサラが四つ折にした新聞を持ちながら立っている。家政婦がエプロンを外そうとトートバッグを置いたのをきっかけに、彼女が持っていたコーヒーを持ってあげて「いいバッグね、どこで買ったの?」などとと話しかけた。そこから他愛のないバッグの話をしだし、「見せてもらっていい?」と言って、快諾した家政婦からバッグを受け取る際に、新聞に挟んであった携帯コピー機を滑りこませる。
サラと家政婦

T-BAGは砂漠を歩いてるが、嘔吐しそうになる。どうやらサンチョを食べたらしい・・・。すると向こうからバギーが2台。彼らはT-BAGに「大丈夫ですか?どこまでいくんです?」と訊く。「サンディエゴ」と答えると「良かったら乗せて行きますよ」と親切に言ってくれた。そこでまたT-BAGが吐き気を催したもんだから、「メキシコでなにか悪いものでも食べました?」と訊かれる。「まぁ、そんなとこかな」と気持ち悪がりながら答えるT-BAGだった。
吐きそうなT-BAG

家政婦がスチュアート邸を出てきたところを確認して、マイケルはスチュアート邸に電話。電話が鳴ったんで家政婦が中に戻る。家政婦が電話に出るとマイケルは「警報会社のものですが、そちらのお宅から異常な信号が検地されました。すべて正常に作動しているかどうか、窓を調べて頂きたいのですが」と言う。「全部の窓ですか?」「ええ。お願いします」と言ってまずは最初の部屋まで歩かせる。その間リンクはローランドに連絡。そこには無いといわれ、マイケルは次の部屋への移動を指示。そこにも無い。リンクの「カードがあるなら、オフィスのようなどこか安全な場所かもな」というのを受けて、マイケルは「現在、我々のシステムは、お宅のシステム異常が、オフィスか書斎から発せられていることを示しています」と言う。「書庫のことですか?家の主人から入らないように言われてるんですけど・・・」「おそらくそちらのご主人も、センサーが正常に作動することをお望みになるかと思いますが」「そうですね。見てみます」という事で、家政婦が書斎に入ったところで反応が来た。マイケルは「異常を突き止めました。システムをリセットしますので、少しの間、窓を押さえておいてもらえませんか」と、2分間家政婦をそこに留まらせる。45%、50%とローランドのPC画面には進行バーが表示されている。そして100%完了!「どうも。ご協力ありがとうございました」と言って電話を切り、家政婦が再びスチュアート邸から出てくるのを確認。ところが、家政婦はバッグの中を見て邸内に戻っていった。「?」なマイケルとリンク。すぐに出てきたんで一安心。
警報会社の者ですけど

バス停にいる家政婦の隣に、今度はマホーン。何気に目が合ってお互いに微笑む。そこでベリックが彼女のバッグをひったくる。「ここにいてください!」と言って、ベリックを追いかけるマホーン。角を曲がった所でバッグを確認。マホーンは「走るのが遅いぞ」と言いつつ一緒に確認。ところが、バッグの中には携帯コピー機が無い!「くっそー」と、バッグを返しに行くマホーン。
マホーンと家政婦

ワイアットがライフルスコープで、テキサスのリヴィングストンにある連邦刑務所を覗き、人数を数えてる。他の場所からも数えてたのか、メモには数字が書かれており、それを足してみると150という数字。因みに彼は左利きのようです。ワイアットはカンパニーに電話したのか、「マイケルとリンクがアーリントンに移される前に、何者かが保釈金を払っている。それが誰なのか知りたい」というと、電話の相手は「ブルース・ベネット。前の州知事のフランク・タンクレディの後援者ね」と答えた。
保釈金は誰が?

倉庫では“さて、どうしたもんか”と会議中。リンクがコピーした中身をローランドに確認するが、中身は判らないけどサイズ的に間違いないという。マイケルが「まだ家の中にある。多分、家政婦が一旦戻った時だ。彼女はコピー機をバッグの中に見つけて、それをボスのものだと勘違いして置いてきたんだ」と言う。「あれを作るのに、どんだけ時間がかかったと思ってるんだ?」とローランドがぼやくが「失くしたことは問題じゃない!奴らにあれを見つけられる事の方が大問題だ!」とマホーンが言う。コピー機が見つかれば自分たちが疑われるということを聞いてビビるベリックに「黙れ!」とマイケルが一喝。続けて「となれば、侵入して奪うまでだ」と言ってスチュアート邸の見取り図を広げた。
侵入だ!

どこかの埠頭でマイケルはドンに「数日あれば侵入経路を確保できるが、時間がなさすぎるんだ。装置を持ち出してほしければ、俺たちに何か別の手を打たせてくれ」と相談するが、ドンに「人を増やせって言ってるのか?君たちだけでどうにかしてほしいんだ。俺はなんでも屋のメイドじゃない。いいか、もし先にカンパニーがコピーを見つけたら、俺たちは全員終わりだ・・・。出来ると信じていたから君を選んだんだ」と言われ、「ああ、みんな俺を信じていたよ。数か月前までは。でもみんなが今も生きているわけじゃない」と言ってマイケルは車に乗り込んだ。ドンに先のセリフを言われている途中、マイケルは疲れているのか、両方のこめかみ辺りを抑えていた。
ドン&マイケル

倉庫内。侵入するための計画を全員で練っている。家政婦が邸内に戻ってから出てくるまでの時間が15秒間だったから、携帯コピー機はドアの傍にあるだろう。中に入るには、警報は中に入れば作動する仕組みになっており、窓とドアが接触を感じてから1.2秒で警備会社に通報され、47人の武装した見張りも急行する。その30秒後には警備会社が到着。そして不法侵入を確認したら、ありとあらゆる出口を封鎖するため、更に多くの車が駆け付ける・・・と、全く付け入る隙がない。もう少し考えてみるという事で、リンクとマイケルを残して他の部屋へ移動。
侵入会議中

マイケルが「オッデッセイからの引用で、"飛ぶことがすべて"・・・。飛ぶことが最後の手段だとしたら・・・、父さんがすべてを知ったとしたら、その後カンパニーをどうする・・・」と言うと、リンクが言う。「親父について思い出すのは、後姿ばかりだ。親父はいつも家にいなかったし、いつも何かから逃げていた。俺たち家族からも逃げていた。そして自分自身からも。だが、カンパニーを潰すという信念からは逃げなかったんだ。そして今、俺たちがそれをやる」「これは俺たち兄弟の戦いだ。ほかの連中は関係ない」と言うマイケルに、「ここはフォックスリバーじゃない。皆ここにいることを選んだんだ。忘れるな。皆の選択だ」と諭すリンク。ん~、やっぱり兄貴ですね~。リンクが去ったあと、マイケルは1人で案を練っていた。
いよ!兄貴

夜明け前、倉庫から2台の車が出発。スチュアート邸沿いの道で、1台目の車からスクレとリンクが降りた。別の道で2台目の車からはマイケルとマホーンが降りた。庭の茂みにそれぞれが隠れている。スクレとリンクは勝手口(?)前に到着。それぞれのペアが時計を見てる。時間が来た。リンクがドアをこじ開けた。アラームが鳴る。警備員達がその方向へ向かっていく。
こじ開けた

茂みの中に逃げていくスクレとリンク。アラームの方向に気をとられて警備が手薄になったところで、マイケルとマホーンは入り口前まで進む。表の警備員達も中に向かってくる。何事かと、スチュアートも起きてきた。マイケルたちはスクレが開けた扉から中を覗く。スチュアートが中から暗証番号でドアのロックを解除して表に出た。それによってマイケル達がいる所のドアも解除され、侵入成功。ドア付近ということで、マイケルは割と簡単に携帯コピー機をゲット。やや後ろから付いてきたマホーンは、2階から聞こえてきた男の子の声に気をとられた。振り向いたそこには、スチュアートの息子であろう写真が飾ってあった。マホーンは一瞬、頭の中が息子のキャメロンに司られ、その写真にキャメロンを見る。マイケルが呼んでも反応しない。表にいるスチュアートが戻ってくる。やっと我に返ったマホーンはマイケルと共にドアに向かう。中に戻ってきたスチュアートがロックのための暗証番号をプッシュ。間一髪、マイケル達がドアを閉めたところでロックがかかった。急いで沿道に向かうマイケルたち。何とか車に乗り込み脱出。
マホーンを呼ぶマイケル

ブルースが帰宅すると、家の中にはワイアットが待っていた。マイケルとリンクの居所を尋ねるが、当然ブルースは惚ける。ワイアットは「3日前、リビングストンの刑務所には105人の収監者がいた。それは兄弟が移送される前だ。そして今も105人だ。この期間、誰も釈放はされていない。誰かがイカサマをしてるよなぁ?ブルース。それが誰なのか知りたいだけだよ。奴らを保釈させたのは知ってるんだ。そしてあんたがサラと連絡を取ってることもね」と背後から静かに言う。「誓うよ、ほ、ホントに知らないんだ」と答えたブルースに「そうか。じゃあ、こうなるぜ」と、ワイアットはブルースの首に注射器の針を刺した。
注射

「グッドラック、テディ」とバギーのあんちゃんに言われてバスを降りたT-BAGは「お前らに会えた以上の幸運があるかよ」と愛想を振りまく。続けて「この古い新聞、貰ってってもいいかな?」と言って快く譲り受けた新聞には、ウィスラーの死亡記事があった。あんちゃんたちと別れてT-BAGが鳥の本を確認する。開いたページには“SAN DIEGO.PC LiNe.B12.36-24-36”と記されていた。T-BAGが降りた場所の前の建物には“PACIFIC COACH LINES”の文字。ここだと確信したT-BAGは、B-12のロッカーに向かう。そのロッカーの鍵はダイヤル式になっていた。記されているように“36-24-36”と合わせると、読み通り、扉が開いた。中に入っていたのは“GATE CORPORATION”と印字された書類袋の表に、“INSTAHOME”という紙にL.A.の住所が書かれ、それに付帯してるその住所の家の鍵っぽいものと、おそらくフェイクであろう、ウィスラーの顔写真が貼ってあるIDカードとクレジットカードがクリップで挟んであった。別ページにてGATEの文字があるのを確認したT-BAGは、それを持ってL.A.行きのバスに乗った。
鳥の本

書類袋

戻ってきたマイケルたちはローランドにモノを渡して、早速確認作業。マイケルはリンクにローランドの見張りを頼んだ。スクレは笑顔でマイケルの元に来て「半分済んだな。全て終われば自由の身だ」と嬉しそうだ。だがマイケルは「まだこれからだ。終わってもやらなきゃいけない事がある」という。「終わった後に何をやるってんだ」というスクレに「いい質問だ」と答えたマイケルが見たのはサラ。ローランドは「さて、シィラのコードは・・・こりゃすげ・・・」と画面を見る。規則的に並んだ数字や文字が大量にダウンスクロールされていき、ローランドは段々と焦り顔になりお手上げ状態となった。
ニコニコスクレ

そんな中、外に出たサラにマイケルが「サラ、パナマで何があったのか、話せるようだったら聞きたいと思って・・・。なんとなく、話してくれないような気がするから・・・」と訊いた。「どうして?」と訊くサラ。「君は僕と少し似てるからね。少し無理をするところがあるっていうかさ・・・。ここで終わらせる。俺はずっと君といるよ。いつでも話してくれ」と言ってマイケルが立ち去ろうとすると「私が今まで生きてこられたのは、あなたのことを想ってたからよ。でも私に何か起こったら、あなたは自分を責めるだろうし、あなたの残りの人生を後悔と共に過ごすだろうって解ってたわ。だから・・・、そう思うと辛かった。今は対等の立場よね。過去を清算して、罪も責任も無しよ。負い目を感じるからとか、今までの経緯があったからとか、そういう理由で一緒にいてほしくないの。・・・わ、私は・・・やり直したいの」とサラは言う。マイケルは「やり直すんだね。・・・OK。じゃあ・・・、妻と離婚しないといけないのかな?」とシリアスな雰囲気が解けたところで、リンクがマイケルを呼びに来た。ローランドも一緒だ。
パナマの事なんだけど・・・

リンクは「何かが違うんだ」と言い、コピーはできてるんだが暗号コードがどうもおかしいという。ローランドが「解りやすく説明するよ。シィラがピザだとしたら、全部カットされてるんだ」と説明した。中に戻ってマイケルは皆と一緒に画面を見る。データの断片すらどれだか解らないというローランド。「核の発射ボタンみたいに、特定の人間しか読み取れないんだ、きっと」とマホーンが言う。スクレが「それは何人いるんだ?」と言ったところで、サラが「そこであなたのお父さんのオデッセイの引用が役に立つのね。シィラは6つの頭を持つ怪物で、辿り着くまでに6人の兵士の犠牲が必要になるわ」とナイスな発言。マイケルは「つまり、シィラは1枚じゃなくて6枚あるってことか・・・」と言い、「どういうことだ。あと5枚はどうするんだ」という周りの声をよそに目頭を押さえてその場を去る。
6枚・・・

ワイアットが注射器が沢山収めてあるホルダーを広げた所に電話が入る。相手の声は聞こえない。ワイアットは「忙しいんだ。見栄えなんてどうでもいい。スプーン3杯の水と、一匙のハチミツ。それだけだ。奴が知っていることを全部吐かせろ。俺が調べる」と、1本の注射器を見つめながら話す。
忙しいんだよ

ワイアットに電話をかけてきた部下であろう男が、ハチミツの瓶にスプーンを入れて鉄の扉を開ける。そこには手を縛られ、足枷を着けられてうな垂れている黒髪の女がいた。「起床時間だぜ~、Bitch!」と言われ、女が顔をあげた。その顔は誰であろう、グレッチェンだ。
グレッチェンAlive

マイケルはトイレの鏡の前にいた。どうしたらいいもんかと考えているのか、具合が悪いのか、そんな顔をしている。するとまた何かが体の中で起こったようで、マイケルは苦しそうに下を向く。顔を上げて鏡を見た数秒後、右の鼻の穴からツーっと血が垂れてきた。思わず手でふき取り、手についた血を見る。気を取り直して横にあったペーパーで拭き取ってると、リンクがマイケルの名を呼びながら入ってきた。血を見られないよう、拭き取る手を早めた。「大丈夫か?」と心配するリンクに「ああ、大丈夫だ」とだけ答える。「どうやってカンパニーのセキュリティーを破ろうか」と訊くリンク。「俺たちの手で、あとの5枚を集めるしかないな」と答えるマイケル。「時間はあるのか?」とリンクに言われ、「ああ」と言って鏡に向き直ったマイケルは「大丈夫だ」と自分に言い聞かせるように言った。ちょっと変な感じを受けつつ、そのままリンクは出て行った。鏡の中の自分を見るマイケル。おそらく、自分の体に何が起こっているのか見当がついていそう・・・。
鼻血ブー

てなところで次回へ。

ん~、ベリックの引ったくりとかはチープだったな~。で、結局、サラはパナマで起きた事を言ってないですね。マイケルも、悪い方ではないと思ってると思うけど、何か隠してると踏んでますね。俺は悪いほうに考えてますけど・・・。T-BAGは紙も食えば人肉も喰らった。もう怖いモン無しですね。それでも吐き気がしたってことは、まだ良心はあるのかな・・・。

でもってマイケルですねぇ。あ~いう鼻血の出方は白血病とか、脳関係の病気とか、何だか不治の病の匂いがします。

さて、里見八犬伝かドラゴンボールのような展開になってきました。あと5枚もあるんですよね~。集まりきる前に打ち切りにならなきゃいいですけどねぇ。初回の視聴率はBonesよりも低かったらしいし・・・。

第3話「Shut Down」へ Go!

ではでは、↓に次回予告とSneak Previewです。




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テーマ : プリズン・ブレイク    ジャンル : テレビ・ラジオ
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